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ガラスコーティングで洗車などの線傷消しできるのかを解説します!

 
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車が好きだからこそ、あちこち走りに行きたくなる。

でも、あちこち走ることが増えると、知らない間に傷が付いていることも増えてくる。

 

大切な愛車だからこそ、ちょっとした線傷も気になりますし、できるなら線傷を消してしまいたい。

 

そのように考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、巷で耳にすることも多い「ガラスコーティングすれば傷消しできる」という話を、カーコーティングのプロが解説していきます。

 

1: ガラスコーティングで洗車などの線傷が消せるのは本当か?

細かな線のような傷。

できるなら消したいですね。

 

ネットでもいろいろと意見がありますが、こういった細かな傷や小さな傷はガラスコーティングで消えるという話があります。

 

これ、本当なのかというと、、、プロの視点から申し上げますと

 

ガラスコーティングで傷が目立たなくなっている

 

というのが正確だと私は思っています。

 

実際に車に付いた小さな傷は、水で濡らすと消える傷もあります。

指でこすると消える傷もあります。

細かいコンパウンドで少し撫でるようにするだけで消える傷もあります。

 

このような傷なら、ガラスコーティングを行うことで目立たなくなり「消えた」ように見えることがあります。

 

なので、消えるかどうかということであれば「消えることもある」というのがプロとしての答えになります。

 

2: ガラスコーティングで洗車などの線傷が消える理由

どうしてガラスコーティングをすることで、洗車などで出来やすい線傷が消えることがあるのでしょうか。

 

それは、ガラスコーティング剤がボディの塗装面を覆うことで、薄いガラスのような被膜が出来上がり、小さな傷の隙間を埋めるように浸透することで、傷で出来た凹みが平らになるから。

 

その結果、凹凸がなくなることで傷が目立たなくなっているのです。

 

ですから、車に付いた傷が

 

  • 深い傷
  • 大きな傷
  • 下地まで達している傷

 

こういった場合は、ガラスコーティングをいくら行っても、コーティング剤で凹凸をなくすことができませんので傷は消えません。

 

3: ガラスコーティング以外で消す方法とは?

車の傷消しには、ガラスコーティング以外の方法でも対処することができます。

 

手軽に自分で出来る代表的なものが「傷消しワックス」です。

(1)コンパウンド(研磨剤)入り

コンパウンドで塗装面を削ることで傷を消すことができます。

ワックス成分を傷へ流し込んで目立たせないようにしているのではなく、コンパウンドで傷を平らにしているので、ワックスが落ちても傷が目立ちません。

 

コンパウンドは研磨剤という名前の通り、使うことで塗装面を削っています。

そのため力を入れすぎて擦ると、傷の部分以外にダメージが残る可能性もあります。

使用するときは、力加減と使う場所に気をつけておきましょう。

(2)コンパウンド(研磨剤)なし

コンパウンドが入っていませんので、塗装面を削る心配がありません。

そのため手軽に使える傷消しワックスだと言えます。

 

ただ、このタイプは傷にワックス成分を入れることで凹凸をなくし傷を目立たないようにしているだけですので、雨や雪、洗車などでワックスが落ちてくると傷が目に入るようになります。

傷消しワックスはガラスコーティングよりも価格も安く、手軽に使える方法です。

そのため人気がありますが、耐久性を考えると長持ちしにくい傾向にあります。

また、何度も繰り返し使用すると塗装面に負担が出ることもあり、洗車しにくい部分に入ったワックスによって酸化が発生することがあります。

 

気になる傷消しの応急措置として傷消しワックスはおすすめですが、長く繰り返し使うには塗装面への影響を考えておく必要があります

 

4: 線傷の深さによっては専門店がおすすめ

線傷は深さによって対処の方法を考えることが必要でしょう。

(1)浅い傷で安く修理したい方

DIYで修理することを考えましょう。

傷消しワックスや傷消しペンなどを使って、とりあえず目立たないようにすることができます。

 

ただこういった商品は、色合わせが難しかったりします。

また、塗りムラが出来てしまうと、傷よりも目立つこともありますので、作業をする場合はくれぐれも慎重に丁寧に行うようにしてください。

 

色合わせや傷がちょっと深いなと感じられる場合は、ご自身でされる前にディーラーさんや板金業者、カーコーティング専門店へ相談されるのが良いです。

 

DIYで道具や材料を揃える手間と費用・作業時間、失敗のリスクを考えて選んでもらえるのがベストです。

(2)深い傷を修理したい方

ワックスや磨くだけでは消せない傷。

こういう傷は、塗装面の下地にまで達していることがあります。

 

こうなると完璧に修正するためには、板金塗装業者へ相談されるのが一番です。

板金塗装業者は技術の高い職人と、塗装を削って塗り直す設備を持っておられます。

 

また、細かな部品を外してから塗装をしてくださいますので塗り残しはありません。

また劣化によって出来た色の違いも、職人の技で合わせてくださいます。

(3)深くない傷を修理したい方

ブランズのようなカーコーティング業者へ相談ください。

すべての傷が磨くことで消せるわけではありませんが、状態を拝見し「できるできない」をお伝えさせていただきます。

 

5: 細かなキズ消しやキズ予防にはガラスコーティング

また「もう線傷を増やしたくない」という方も、カーコーティング業者へ相談いただけると幸いです。

 

ガラスコーディングを行うことで、線傷など浅い傷が付きにくくなります。

また、ガラスコーティングすることで、雨や黄砂などがスルスルとボディから落ちやすくなるため、シミなどが残りにくくなるメリットもあります。

 

大切な愛車をいつまでも新車と同じような輝きにしておきたい方なら、キズ予防も含めてガラスコーティングを検討していただくのがおすすめです。

 

6: まとめ

ガラスコーティングで線傷消しが出来るのかという話をさせていただきました。

本文でもお伝えいたしましたが、傷が消えているのではなく「目立たなくなっている」というのが正解です。

 

ですから、塗装面に出来た傷を完璧に直したいのなら「板金塗装」を利用するのが一番です。

 

ただ、傷の程度によって「磨く」ことで修復できることもありますから、まずは大きな修理を依頼する前に「カーコーティング」のお店に相談されるのが良いかと思います。

 

カーコーティングで磨き修復出来れば、板金塗装するよりも費用が安くなるでしょう。

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