マット塗装（艶消し塗装）の塗装修理をしました！【鎌倉市】
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マット塗装のメルセデスベンツCLS53AMGの塗装修理を承りました
輸入車・高級車を中心にコーティング施工しているブランズでございます。
今回は、鎌倉市のメルセデスベンツCLS53AMGのリヤバンパー修理を承りました。
通常の塗装であれば問題ありませんが、コチラのお車は「マット塗装」で、いわゆる艶消し塗装のお車になります。
マット塗装の修理って大変なの？
マット塗装のお車で、万が一傷をつけてしまった場合、直そうとするならば塗装修理工場に修理の依頼をします。
ところが、塗装修理工場は、あまりいい顔をしません。
「え？修理依頼なのに何で？」と思うかも知れませんが、実は、マット塗装の塗装修理は、想像以上に難しいのです。
普通の塗装のお車でさえ、後から塗装した色は、修理しないパネルと比較すると色味が異なります。また、塗装修理工程上、色が垂れてしまったり、厚塗りした箇所があったり、小さなブツ（ゴミ）が入ってしまうこともあります。
そんな時、ペーパーや研磨剤を使って塗装表面を調整して塗装肌を合わせたりして調整するのです。
が！マット塗装の場合は、研磨することができません！
色合わせも非常に難しく、塗装修理する側からすると、非常に厄介で、難しい修理になるのです。
「マット塗装の車の塗装修理です」と言っただけで断られたり、運よく作業を受けていただき、修理できたとしても、その仕上がりは・・・・という結果になることもしばしば。
マット塗装は高級車によく見られる色ですが、修理となったら入庫先をしっかり調べて選択する必要がありそうです。
今回のマット塗装修理の内容は？
今回のご相談は、「リヤバンパーに傷をつけてしまったので綺麗にしたい」とのこと。
お電話でおよその状態をお伺いし、ご自宅に訪問。
お引き取りの途中、あまり天気が良くありませんでしたが、湘南の海が見えてしばし眺めてしまいました。季節も夏ですので何だかワクワクしますね。
お客様のご自宅に到着し、早速お車を拝見いたしました。
リヤバンパーの状態
リヤバンパーの左側に擦り傷が見られました。
バンパーについているセンサーは無事な模様。
バンパーの下地が削れてしまってます。痛々しいですね。
マフラー横の樹脂部分にも傷があります。
リヤフェンダーとリヤバンパーが剥がれ浮いてしまっています。
弊店にお車を持ち帰り、詳細のお見積りを作成しご案内させていただきました。
ご安心ください。しっかり修理いたします！
塗装修理開始
弊店の修理方針にご理解いただき、早速、修理作業に入りました。
マット塗装の塗装修理は、色合わせが難しいので、塗装作業が終わっても、一度仮付けをして色味のバランスを何度か確認していきます。
塗装を担当する者が納得するまで何度も塗りなおすこともあります。
今回も、「お気に召さなければ代金は要りません」とまで申し上げ修理をお預かりして参りましたので慎重に作業を進めます。
塗装修理完了！
CLS53AMGはデザインが美しいですね！斜め後ろからのボリュームがスゴイです。
左コーナーの傷、綺麗になりました。
リヤバンパーのズレもピッタリ。
マフラー横の傷も綺麗になりました。
樹脂部分の表面は小さな粒々の模様があります。その小さな粒々も綺麗に出ています。
リヤバンパーは一本塗装しておりますので、施工済みのコーティングは落ちてしまっています。
お客様が施工されたコーティングとは異なりますが、真っ新の塗装のままではダイレクトにダメージを受けますので、リヤバンパーのみ「マット塗装専用コーティング」を施工しました。
キャリパーの色。目立ちます。
お車を外に出して再度確認します。
弊店はコーティング施工がメインになりますが、鈑金修理や、電装品のお取り付けなどのご相談も承っております。
これからも“お客さまの悩み”に寄り添っていきたいと考えておりますので、お気軽にお問合せください。
私どもでお役に立てることであれば喜んでお受けいたします。
お問い合わせ心よりお待ちいたしております。
