マット塗装の塗装修理を承りました【メルセデスベンツ】
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メルセデスベンツのマット塗装の修理を承りました
輸入車・高級車を中心にコーティング施工しているブランズでございます。
今回は、マット塗装のお車のペイント修理を承りました。
弊店ではメニューのラインアップでマット塗装専用コーティング施工も承っておりますので、入庫してくるお車も「輸入車」で「マット塗装」のお車が多くなります。
最近、マット塗装のお車が大変増えましたので、それに伴い、「悩み」も増えているのではないでしょうか。
マット塗装の悩み
マット塗装は、高級車やスーパーカーに多く採用され、今やメーカーのラインアップにまでマット塗装が選択できるようになってきました。
全塗装をしたり、フルラッピングで色替えする方までいらっしゃいます。
マット塗装は、高級感もあって、独特な質感で個性のあるお色ですが、反面、悩みが多いのも有名です。
などなど コーティング施工においても、マット塗装は通常の塗装とは異なっています。 などなど 格好良さと引き換えにお手入れや、独特の悩みがあるようです。 今回のご相談は、「車を擦ってしまったので修理したい」とのこと。 お客様は、ネットを使って鈑金工場を調べ、お店に出向いてお見積りをしたりしたそうです。 確かに、マット塗装は技術的な面と、色合わせが難しいので、修理自体をお断りする気持ちは理解できます。やはり、マット塗装が高級車を中心に普及してきていますので、輸入車専門で板金修理している所はおススメですね。 そのような所は、施工事例も多く、経験も豊富なので、微妙なツヤ感や、色合わせも上手です。
マット塗装のコーティングではなく鈑金塗装のご依頼です
お見積り金額まで提示してくれた工場もあれば、「ウチでは修理できない」とか言われたそうです。
メルセデスベンツCLS53AMGの損傷箇所
修理する車は、メルセデスベンツCLS53AMG。マット塗装が似合う高級車です。
全体的に綺麗なお車で、保管場所は自宅屋根付きガレージ保管。
ふだんからお手入れされてるので中も外も良いコンデイションでした。
残念ながら傷が入ってしまった箇所はリヤバンパー、側面ドア、フロントバンパー下部。
一番目立つのはリヤバンパー部分の傷。無数の小さな傷がついてしまっています。
違う角度から。
相手はリシン仕上げの壁でしょうか。リシン仕上げの壁は細かく砕いた石を吹き付けますので、壁の表面がザラザラをしています。
バンパーなどが当たると無数の傷を受けることになります。
幸いにも、バンパーのセンサーに影響がなく、歪みや凹みが無いので塗装だけで済みそうですね。
一方、側面ドアは薄い線傷で、部分補修が難しい箇所なので今回は修理しないことになりました。
フロントバンパー下部は、ちょうど左側リップスポイラーの角の部分になります。
積載車でお引き取りに行ったときに撮影しましたので暗い画面で申し訳ありません。
鈑金作業開始!
リヤバンパーは損傷範囲が広いので、バンパー一本を塗装する作業に入ります。
傷の部分を入念に整えて、塗装する準備をします。
フロント部分も傷の部分を削り、表面を整えます。
鈑金作業完了!
およそ1週間のお時間を頂戴いたしました。いい仕上がりになりました。
迫力のある顔つきですね。
ふだんのお手入れが良いので、しっとりとしたツヤがあります。
複雑なボンネットラインが浮かびあがってます。
損傷箇所はフロントバンパー左下部。
いかがでしょうか。
色も、塗装表面の状態も、良い仕上がりになりました。
修理箇所とは関係ありませんが、ご納車前に洗車をしたところ、光の反射が理想的でしたので撮ってみました。
この日は残念ながら雨でした。
お届けする前に雨で濡れてしまいますが、綺麗にしてから雨に濡れるのと、そのままで雨に濡れるのでは汚れ方が異なりますのでしっかり洗車をします。
マット塗装ならではの控えめなツヤ感。
続いて、リヤバンパーの修理箇所を撮りました。
拭き取りが甘いですね。
水が垂れてます。失礼しました。
弊店はコーティング施工がメインになりますが、鈑金修理や、電装品のお取り付けなどのご相談も承っております。
これからも引き続き“お客さまの悩み”に寄り添っていきたいと考えておりますので、お気軽にお問合せください。
私どもでお役に立てることであれば喜んでお受けいたします。
お問い合わせ心よりお待ちいたしております。