車をマット化したいBYDが入庫
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パールホワイトからマットホワイトにしたい

高級車・輸入車を中心にコーティング施工しているブランズでございます。
本日は最近見かけることが多くなった「BYD」のお車が入庫致しました。
その名も“BYDシーライオン7”






こちらのお車は電気自動車で2025年の春から販売されているお車になります。
スタイリングはSUVで全長は483センチ。街乗りでも活躍しそうな感じですね。
さて、今回のご依頼は、「車をマットにしたい」とのご要望。
お客様のご要望を叶えるべく、詳細なご説明と打ち合わせをいたしました。
マット化にする方法は3つ

マット化するにはマット塗装で全塗装するか、マットカラーラッピングするか、ステルスプロテクションフィルムを施工するかになります。
全塗装
一般的に全塗装しますと綺麗に仕上がるものの、「施工料が高い、時間が掛かる、純正の塗装が台無しになる、査定額が落ちる・・」等のデメリットがございます。
カラーラッピング
マットカラーのラッピングで施工する方法は全塗装よりもお安く仕上がるものの、フィルム自体が薄く、何かが当たってしまうと破けてしまうリスクや退色、汚れの付着など、気にしなければならない部分がございます。
全塗装に比べ耐久性は劣り、保管環境等により数年で貼り替えもしくは剥がして元に戻す手間がございます。剥がす際も工賃は発生します。
ステルスプロテクションフィルム
ラッピングよりも厚いプロテクションフィルムになります。名のごとくプロテクト(守る)するフィルムになります。
プロテクションフィルムは、メルセデスなどのメッキモールに貼れば、白サビやシミを防いでくれ、長期間モールを守ってくれます。ボンネットやフロントバンパーに貼れば飛び石防止になりますし、ヘッドライトに貼れば飛び石防止や黄ばみ防止になります。
一般的に、飛び石防止やヘッドライトに施工するプロテクションフィルムは「透明」なプロテクションフィルムを使用します。
今回のような「マット化」したい場合は、“ステルスプロテクションフィルム”を使用することで、メタリック塗装がマット塗装のように見えるようになります。
このステルスプロテクションフィルムは半透明で、貼りつけた部分の色は透過するものの、半透明なためにすりガラス越しに見るような色に変わるのです。
これを利用してお車をマット化するのです。カラーラッピングよりも厚みのあるフィルムで貼りますので傷対策にもなりますし、元々の塗装を保護しますので財産価値の向上にもつながります。
そもそもプロテクションフィルムって何?
車の塗装面などを保護するために生まれた透明な「保護フィルム」になります。
Paint Protection Film(ペイントプロテクションフィルム)と呼ばれ、「PPF」と言われることもあります。
スマホの画面に貼る保護フィルムはご存知かと思いますが、あの車版で開発されたものがプロテクションフィルムになります。
恐らくこのような経験はございませんか?
ボンネットに猫のひっかき傷がついてしまった
ドアノブ付近にたくさんの爪でひっかいたような傷がついてしまった
高速を走っていたら飛び石をもらってしまった
これらの傷から車を守るために施工するのがプロテクションフィルムになります。
プロテクションフィルムの特徴
プロテクションフィルムの厚みは150ミクロン。聞き慣れないミクロンと言われても具体的な厚みが想像できないと思いますが、サランラップがだいたい10ミクロンで、セロテープが50ミクロンと言われておりますので、ラップの15枚重ね、セロテープの3枚重ねがプロテクションフィルムの厚みになります。 外部からの衝撃を吸収し、飛び石などからボディを保護します。 最近ですと、元々車の塗装で「自己修復機能」が備わった塗装がありますが、プロテクションフィルムにも自己修復機能が備わっております。 セルフヒーリングという機能なのですが、フィルム表面についてしまった浅い、薄い傷は、フィルムが温まることで自己修復し目立たなくします。(およそ60度以上の熱) 日中の太陽による熱や、エンジンの熱でも反応しますので、洗車等による薄い線傷対策には良いですね。 最近よく見かける「マット塗装」。マット塗装は塗装表面が凹凸状の為に汚れが入り込みやすく、コンパウンド等で研磨ができない為に、ついてしまった汚れを落とすのが大変になります。 強く擦ればツヤが出てしまい、色調が変わってしまったり、洗車後の拭き取り不良でシミだらけになってしまったり、状況によってはリカバリーできない場合があります。 保護しておきたいボディーカラーの最上位が、マット塗装だと言っても過言ではありません。 マット塗装に施工するプロテクションフィルムは、通常の透き通った透明なプロテクションではなく、半透明な「ステルスプロテクションフィルム」になります。マットな質感を表現するために特別な配合で作られているフィルムになります。 このステルスプロテクションフィルムは、マット塗装に最適なだけでなく、通常のグロス塗装色をマット感たっぷりの塗装色に変えることもできます。 黒メタの車に貼ればマットブラック、シルバーの車に貼ればマットシルバーに色調を変えることが可能です。 塗装だと大変だったマット塗装が、プロテクションフィルム施工で手に入ることになりますので、愛車の雰囲気を変えたい方におススメです。 プロテクションフィルムの素材はポリウレタン樹脂。色替え等に使用されるラッピングフィルムの塩化ビニール素材とは異なります。 フィルム構造は多重構造で、表面の自己修復層、ポリウレタンフィルム層、粘着層が1枚の無色透明(ステルスフィルムは半透明)なフィルムになっています。主素材のポリウレタンは、柔軟性、伸縮性、耐候性に富み、150ミクロンの厚みで衝撃吸収する力も優れています。 寿命につきましては、お車の保管環境、手入れ頻度や方法等に影響を受けますので、明言することは難しいのですが、3年から5年と言われております。 プロテクションフィルムと言ってもメーカーにより耐久性が異なりますので、施工する前に確認しておいた方が良いと思います。 フィルム自体が黄ばんだり劣化したりする要因の大半は、紫外線によるものですので、室内保管の場合は大きく寿命が延びます。また、フィルムの端の部分の剥がれや汚れの蓄積で貼り替えを決心される方も多いので、フィルム施工後のお手入れも寿命に影響を与えます。 長々とプロテクションフィルムのお話しをしてまいりましたが、今回の最大の目標である「マット化構想」 結論は「ステルスプロテクションフィルム施工」となりました。 そして今回は、単純にマット化したいご要望にとどまらず、たくさんのご依頼を承りました。 大変有難く、ご期待に応えるべく全力で対応します!! ・ステルスプロテクションフィルム施工 ・BYDエンブレムマットホワイトラッピング ・SUPERガラスコーティング全面施工 ・前席ガラス紫外線カットフィルム施工 ・シートコーティング ・レザーステアリングコーティング ・ドアトリムコーティング ・ホイールコーティング 全工程を10日から2週間お預かりする形で対応させていただきました。 ご依頼誠にありがとうございます。 ステルスプロテクションフィルムは、あらかじめお車のデーターでカット済みのフィルムを使用します。 フィルムの位置を調整しながら貼っていきます。プレスラインや端の位置決めは重要です。フィルム内の気泡や施工水を綺麗に抜くことでボディにしっかりくっつきます。 エンブレムのところやドアハンドル部分は既に切り抜いてあるフィルムになりますので、位置を合わせて貼るだけです。ごく稀にエンブレムやドアハンドル等を取り外してプロテクションフィルムを貼るご依頼もございますが、フィルムを数年後に剥がしたり貼りなおすことを想定しますと、エンブレムなどは抜いた形で貼ることをおススメします。 お待たせいたしました。完成です。 雰囲気が変わりました。やさしい光の反射でマット塗装の車の要です。 お客様のご要望により、フロントバンパーのピアノブラックパーツもマット化。三角形のパネルで表面が波状のパーツに関しましてはプロテクションフィルムが施工できないのでピアノブラックのまま。意外とアクセントになっていい感じですね。 お客様のご要望によりBYDエンブレムはマットにして欲しいとのこと。そのままステルスプロテクションフィルムを貼ってマットシルバーエンブレムにしても良かったと思いますが、あえてマットホワイトのラッピングフィルムで施工しました。 細かい部分ですが、複雑な形状に合わせてスリットが入っています。フィルムの浮き防止に役立っています。プロテクションフィルムは厚みのあるフィルムですので、力技で引っ張って伸ばしながら貼ることが出来ても、すぐに剥がれてしまいますので、曲面や段差部分にはスリットが必要になるのです。 細かい所ですが、部位の平らな部分のみでフィルムが切れています。フチまで織り込んだり、ギリギリで攻めると、フィルム剝れやゴミの付着に繋がります。 SUPERガラスコーティング施工済み。透明感が更にアップし、表面がしっかり保護されています。 ホイールコーティング施工済み。お手入れがラクになります。 サイドエンブレムもマット化。 ドアミラーのピアノブラック部もマット化。 フィルムを巻き込まず、フラットな面のみ貼りつけてあります。剥がれ防止、ゴミ対策。 Bピラーカバーもピアノブラックですのでマット化。 ドアトリムコーティング施工済み。 レザーシートコーティング施工済み。シートの表面を洗浄し、専用コーティングを塗布します。ナッパ―レザーの風合いを損なうことなくガード済み。 足元にドライブシャフトのトンネルが無いのでフラットで広々です。 Cピラーカバーもピアノブラックでしたのでマット化。 トランクスポイラーもマット化。 このたびは沢山のご依頼、誠にありがとうございました。 だいぶ雰囲気が変わりましたね。お客様の愛車に対する想いが形になった施工ができて光栄です。引き続きお車のバックアップは弊店で承りますのでどうぞよろしくお願いいたします。 プロテクションフィルムは、愛車を取り巻く過酷な外部環境から守ります。しかし良いことばかりではありません。施工後のお手入れや保管環境により寿命が変わりますし、施工費用がそれなりに掛かりますし、防げる飛び石や傷にも限度があります。 フィルムには寿命があり、数年で劣化することも認識しなければなりません。プロテクションフィルムで得られる有効性と、愛車の綺麗の維持のバランスが重要だと思います。 コーティング施工、プロテクションフィルム、定期メンテナンス等を上手に組み合わせながら愛車をいたわっていただけるのが宜しいかと思います。 プロテクションフィルムは無色透明ですので、あまり目立たないと思います。しかしながら、ラッピングフィルムと異なり、厚みがありますので、複雑な曲面や巻き込んで貼り付けることができない場所があります。施工する部位により、数ミリ程度小さめに貼ることになりますので近づいてよく見るとフィルムの段差が確認できます。 基本的にフィルムは予めお車の形状に合わせてデータカット(プレカット)しておりますのでカッターで傷がつく心配はございません。フィルムのカット面も綺麗ですので仕上がりが違います。貼り付け箇所によって、一部専用カッターを使用する場合もございますが塗装面に傷を付けることはございません。 施工後数日は手洗い洗車や洗車機等お控えいただき、7日目以降は通常通り洗車していただいて結構です。但し、フィルムの端に高圧洗浄機の水圧が継続的にかかったり、拭き取りの際にウエスでひっかけたりすると剥がれの原因となりますのでお気をつけください。 プロテクションフィルムに対応しているコーティング剤、定着しないコーティング剤がありますのでお問い合わせください。またワックスは研磨剤無しのものであれば使用できますが、フィルム表面に汚れが付きやすくなる傾向がありますし、酸化したワックス成分が汚れとなりますのでお勧めしておりません。 樹脂パーツは表面が凹凸していて接着面が安定しませんので施工不可になります。 傷の状態にもよりますが、プロテクションフィルムを貼ることで傷が目立たなくなる場合が多いです。塗装の欠け、剥がれなどがある場合は、その表面状況がフィルムにも反映します。塗装が剥がれて段差があればその段差がそのままフィルム表面に現れてしまいます。 基本的に貼れますが、再塗装されている箇所や、塗装劣化箇所などにつきましては、フィルムを剥がすときに塗装まで一緒に剥がれてしまう場合がありますので十分検討が必要です。 同じプロテクションフィルムでも透明・半透明があるんです。
プロテクションフィルムの寿命
今回の施工は?






完成






















































































まとめ
よくある質問Q&A