マット塗装の鈑金塗装修理【横浜市】

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マット塗装のジープコンパスの鈑金修理を承りました
輸入車・高級車を中心にコーティング施工しているブランズでございます。
今回は、マット塗装のお車の鈑金塗装修理を承りました。
弊店ではメニューのラインアップでマット塗装の専用コーティング施工も承っておりますので、入庫してくるお車も「輸入車」で「マット塗装」のお車が多くなります。
最近、マット塗装のお車が大変増えましたので、それに伴い、「悩み」も増えているのではないでしょうか。
マット塗装の悩み
マット塗装は、高級車やスーパーカーに多く採用され、今やメーカーのラインアップにまでマット塗装が選択できます。高級感もあって、独特な質感で個性のあるお色ですが、反面、悩みが多いのも有名です。
「汚れが取れない」 「汚れがつきやすい」 「シミが目立つ」 「修理すると高額になる」 「鈑金修理すると色が合わない」 「塗装修理をするお店が無い」 などなど 「薄傷が磨きで除去できない」 「ツヤを出す研磨ができない」 「コンパウンドで研磨することができない」 「ワックス成分の入った溶剤で施工ができない」 「キレイになった感(ツヤツヤ感)が薄い」 などなど 格好良さと引き換えにお手入れや、独特の悩みがあるようです。 弊店は、マット塗装の塗装修理、コーティング施工を数多く手がけておりますので、多少なりともマット塗装に関する知識と経験は多いと自負しております。 諦める前に、一度弊店にご相談ください。 今回のご相談は、「車をぶつけられてしまったので修理したい」とのこと。 弊社のHPをご覧になりお電話でお問い合わせくださいました。数ある修理工場から弊店をご選択いただき感謝申し上げます。 お付き合いのある鈑金工場やその他の工場にお問い合わせされたようですが、どこもあまり良い反応ではなかったとのこと。まずは実車を拝見させていただき、修理方針を決めていきたいと思います! 予定をお打合せし、早速お客様のところに伺いお車をお預かりいたしました。 大切にされているお車がこのような姿になりとてもガッカリされているようでした。 確かに、この状況を拝見するに、お気持ちお察しします。 左ドアの凹みがかなり深刻で、鈑金か交換かギリギリのところでした。実車を工場まで回送し、詳細を拝見させていただきました。深く凹んで歪んでいる為、綺麗にお直しするのであれば“ドア交換”という結論が妥当になります。 今回のお車のお色は純正色ではなく、オールペンして色替えをしたお車になります。 削れてしまったドアハンドルに元色の赤系のお色が顔を出しておりました。 マット塗装は、グロス塗装のように狭い範囲を部分塗装することができません。出来ないというよりは「色違いが目立つ」ということになります。ドアを一枚だけ塗装すれば済む話ではなく、ほぼ側面全体を塗装して色を合わせていくことになります。 車は走行することで、飛び石のリスクや、傷をつけてしまうリスクがあります。駐車していても、鳥の糞や、風による飛来物でダメージを受けてしまうこともあります。 ご自身がどんなに気を付けていても愛車に傷が入ってしまうことがあるのです。 そんな時、マット塗装の車はどうしらよいのでしょうか? 通常のグロス塗装であれば多少の薄傷でしたらコンパウンドを使って塗装表面を整えることができますが、マット塗装は同じようにはいきません。 マット塗装はコンパウンドで磨くことができない為、傷がある場合は多くの場合、「塗装修理」となります。 この辺はマット塗装について書いた記事がありますので参考までにお読みください。マット塗装の塗装修理のご依頼
お車はジープコンパスのマットグレー
マット塗装に傷をつけてしまったらどうしたらいい?
本当に薄い傷や数ミリ程度の小さな損傷の場合は、塗装修理という選択肢ではなく、ステルスフィルムでラッピングしてしまうのも一つですね。(部位によります)
ステルスフィルムは、通常のラッピングフィルムと異なり、フィルム表面に透明感が無く(半透明)、マット感を強調するフィルムになります。もともとマット塗装に貼るプロテクションフィルムでしたが、最近は、通常の塗装車にステルスフィルムを施工して、マット感のでる仕上がりを希望されるお客様もいらっしゃいます。
そのステルスフィルムを薄い傷のある面(傷に合わせて貼るのではなく、傷の付いているパネル全面)に貼ることで、薄い傷や小さな損傷は見えにくくなり、傷が気にならなくなるものです。しかし、傷自体を修理しているわけではありませんので、フィルムを剥がすと傷が出てきてしまうのは当たり前ですが承知の上の作業となります。
側面パネルの場合、一部分だけ貼ると色合いが異なりますので、この場合は塗装修理がお勧めです。
修理方針決定
今回お預かりしたジープコンパスの修理方針が決まりました。基本的に、側面ドアパネルは交換修理することになります。
今回の損傷レベルですと車両保険のお世話にならないと厳しいところがあります。お相手の保険会社様と綿密に打ち合わせをしながら修理を進めていきます。
交換・塗装修理
オールペンのマット塗装でしたので、慎重に色を合わせて調合します。メーカー純正塗装のようにカラーコードは存在しません。
ツヤの引け具合によっても見え方が変わってきますので熟練の感覚が重要となります。
色を入れない所のマスキング(養生)は重要です。
マット塗装の場合、小さなゴミ、ホコリの混入は避けられません。細心の注意を払いますがどうしても入ってしまう場合がございます。グロス塗装でしたら研磨したりすることができるのですが、マット塗装の場合は研磨ができませんので、一発勝負の作業となります。
左側面の広範囲を塗装しますので、給油口の蓋も外して塗装します。
今回のお車は、スピーカー音響システムに手を加えてありましたので、内張りの移設の際そのままのコンディションを維持すべく慎重に作業を進めました。
塗装作業が完了しましたら、組付けて完成です。
完成
曇天で時より日が差し込む天気で、撮影しても上手に色合いが写りません、、、
今回は鈑金塗装のご依頼でしたのでボディコーティングが施工できませんでしたが、次回、是非弊店でコーティング施工をご依頼ください。
ボンネットや細部の汚れをスッキリさせてバリっと仕上げます!!
弊店はコーティング施工がメインになりますが、鈑金修理や、電装品のお取り付けなどのご相談も承っております。
これからも“お客さまの悩み”に寄り添っていきたいと考えておりますので、お気軽にお問合せください。
私どもでお役に立てることであれば喜んでお受けいたします。
お問い合わせ心よりお待ちいたしております。