マット塗装のCLS53AMGコーティング施工の紹介【中央区】
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東京都中央区のメルセデスベンツCLS53AMGがご入庫
ボディカラーは「セレナイトグレーマグノ」
高級車やスーパーカーに多く用いられている「マット塗装」のお車です。
弊店では、マット塗装のお車に「マット専用コーティング」を施工しておりますのでご安心してお車をお預けいただけます。
お客様とはメールのやり取りで入庫予定やメニューの選択などをお決め頂いたのですが、素早い決断とスムーズなやり取りにより、最初のお問い合わせから1週間後にはご入庫いただくこととなりました。
メルセデスベンツCLS53AMGのコンディション
お客様のご指定場所に積載車でうかがいました。
「固着したシミや汚れがどれだけあるのだろう」
「どんな感じのお客様だろうか」
などと思いながらご指定の時間になるまで積載車で待機しておりました。
お約束のお時間になり、メルセデスベンツCLS53AMGを拝見させていただきました。
「すごく綺麗に乗られてますね」
私の最初の一言がこの言葉でした。マット塗装は、一般的なグロス塗装とは異なり、綺麗を維持するにはそれなりの知識と手間が必要となるため、綺麗に維持されているお車を拝見すると嬉しくなります。
弊店にご用命頂いたからには、よりマット感を強調した仕上がりになるように気合を入れて施工しなければならないと、思いました。
ひとまず外装のチェック
マット塗装特有のやわらかい光の反射が維持されており、お客様の愛車に対する想いと、大切に扱っているのが充分理解できました。保管場所も雨の当たらない場所で、マット塗装には最良の環境です。
お客様はもう一台お車を所有されており、天候などのコンディションによって使い分けをされているようでした。
お話しを伺うと、これから多少使用頻度が上がるとのこと。
それらを想定してのコーティング施工依頼であることがわかりました。
ご用命、誠に有難うございます！
施工工房に到着
所々にシミや汚れが付着しているものの、コーティング下地処理でほとんど消滅するレベルのものでした。
フロントドアに無数の黒い汚れが、、
タイヤワックスですかねー
サイドステップのスポイラーにも飛び散っています。また、CLS53AMGのサイドスポイラーは深い切れ込みが入っていて、そこに汚れが溜まりやすいんです。
フロントグリルの上のBenzマーク。スリーポインテッドスターマークの中にシミが見られます。
スタイリッシュな20インチ5ツインスポークが装着されています。ブレーキダストが目立ちますが、「効きを最優先させたブレーキパッド」ですので安全性には代えられません。
今回は、マット塗装専用コーティングと、窓ガラスコーティング、ホイールコーティングも承りましたのでシミ・汚れをスッキリ除去いたします。
・マット塗装専用コーティング ・SUPER窓ガラスコーティング ・撥水加工対応ワイパー交換 ・20インチホイールコーティング このCLS53AMG、純正マット塗装で、通常のお車とは塗装が異なるために、そう簡単には水アカが落とすことができません。 マット塗装（艶消し塗装）と言われる塗装は、あえて艶が出ないように、表面を凸凹させている塗装になります。 この塗装表面の凸凹を無くしてしまうと光が乱反射せずに艶が出てしまうため、塗装下地を整える研磨機（ポリッシャー）を使うことができないのです。マット塗装って普通の塗装と違うの？
マット塗装の悩み
マット塗装を所有した人だけが感じる悩みは「汚れがつきやすく、しかも落としにくい」ところ。
マット塗装は、塗装表面がザラザラしていて、凹凸があるのでどうしても汚れが詰まりやすいんです。
大気中の砂埃や、大気中の排気ガスの塵などが凹凸の目の中に入り込んで取りにくいんですね。
しかも、手垢（油分）もつきやすく、ボンネットやドアを触ると指の跡がしっかり残ってしまいます。
マット塗装の車のオーナーは、マメに洗車ができる人でないと中々厳しい部分があります。
マット塗装の汚れ落とし
付いてしまった汚れはどうしたら良いのでしょうか。
結論から申し上げますと“汚れに合わせたケミカルを使う”ことになります。
通常の塗装ですと、薄い傷や頑固な水アカはコンパウンド（研磨剤）を使って簡単に落とすことができます。
しかし、マット塗装は「コンパウンドが使えない」のです。
強い力で塗装面を擦って汚れを落とそうとすると、その部分だけ艶がでてしまい、塗装面にムラができてしまいます。
また、コンパウンドを使ってしまうと、塗装表演の凹凸が消えてマット感が無くなり、これもまた艶が出てしまう原因となります。
コンパウンドを使ったところだけ普通の塗装のようにツヤツヤになってしまいますのであの柔らかな薄っすらとしたやさしい輝きが無くなってしまうのです。
コーティング施工完了！
マット塗装のやわらかい反射が目指す輝きです。
エンブレムもスッキリ。
バンパー下部の樹脂部分も汚れを落としてスッキリしました。
ホイールの汚れを落として「ホイールコーティング」施工。今後の洗車はラクになりますね。汚れが落としやすくなります。
マット塗装されていない部分は研磨して小傷や汚れを除去しました。
残念ながら、トランクについている小さなシミが除去しきれずに残ってしまいました。塗装に浸透してしまっているシミになります。
油を含んでいるようなツヤのあるシミは要注意です。マット塗装の表面についた汚れやシミは専用のケミカルで何とか除去できますが、塗装に染み込んでしまったようなシミは除去できない場合があります。
《施工前のエンブレム》
《施工後のエンブレム》
エンブレム周りの汚れがスッキリしました。
《施工前のマフラーエンド》
《施工後のマフラーエンド》
トランクの裏側も汚れを落とします。普段のお手入れで見逃しがちなところです。
運転席のドアを開けて、ステップ周り。
運転席ドアの付け根部分。
センターコンソールのピアノブラック部分は細かいキズが付きやすい場所になります。お客様も気にされていましたので少し磨いておきました。
後席部分。
助手席ﾄﾞｱを開けます。
ボンネットフード裏側。
今回は「SUPER窓ガラスコーティング」を承っておりましたので作業風景を撮影しました。
専用の研磨剤を使って、ガラスの表面の汚れや小傷を除去して、ガラス表面を整えます。
ガラス表面に残っている油分や汚れを取り除きます。
SUPERガラスコーティング剤を塗布します。
SUPERガラスコーティング施工後、最後に「専用ワイパーゴム」に交換。こうすることでワイパーのビビりを軽減します。ゴムのみ入れ替えます。
内窓も綺麗に仕上げて完成です。
《施工前のフロントガラス》
フロントガラスの隅の汚れが見えますでしょうか。
《施工後のフロントガラス》
ガラスとゴムのパッキンの間の汚れがしっかり除去できています。
弊店のSUPERガラスコーティングはおススメのメニューになります。フッ素系の撥水剤を塗布するお店が多いと思いますが、弊店は特殊なコーティング剤を使用しておりますので、撥水力、効果の持続性には定評がございます。
このたびは中央区よりご入庫くださいまして誠に有難うございました。
数ある施工専門店から弊店をお選びいただき重ねて御礼申し上げます！
仕上がりはいかがでしょうか。
マット塗装にコーティング施工することで、艶消し感をそのままに、塗装をしっかり保護します。
なお、弊店の最大の売りである「定期メンテナンス無料」の付帯が残念ながらできませんので、定期的な再施工をおすすめしております。（塗装コンディションを見ながら再施工のタイミングを計っていきましょう）
ご不明な点や、ご使用になられて不安な点などがございましたらお気軽にお問い合わせください。
今後ともどうぞよろしくおねがいします。
