メルセデスベンツSLK200の定期メンテナンス3回目を実施!
横浜市よりメルセデスベンツSLK200が入庫致しました
2020年8月に弊店でプレミアムコーティングを施工しましたメルセデスベンツSLK200の定期メンテナンスの入庫です。半年前に2回目のメンテナンスを実施しておりまして、今回は3回目の定期メンテナンスになります。
施工事例はコチラ→メルセデスベンツSLK200のプレミアムコーティング施工紹介!【横浜市】 1回目定期メンテナンスはコチラ→メルセデスベンツSLK200の定期メンテナンスを実施! 2回目の定期メンテナンスはコチラ→メルセデスベンツSLK200の定期メンテナンス2回目を実施!【横浜市】
保管状況は屋外保管のため、全体的に雨による汚れが付着しておりました。日ごろのお手入れも実施していただいているので、大きなダメージが無い状況でした。
お忙しい中、ご入庫いただきありがとうございます!
定期メンテナンス
コーティング施工をしたからと言って、何もしなくて良いわけではありません。
普通に汚れがつきますし、放っておけば、早い段階でコーティングによる水弾きや水の流れに影響が出てしまいます。
ただ、「撥水しているから」という理由でコーティングが効いている、あるいは「撥水していない」からコーティングが効いていないと判断するのは、早まった判断です。
多くの場合、コーティング被膜の上に汚れが堆積し、その影響で、本来のコーティング効果(撥水や疎水、親水など)が発揮できずにいるのです。
ただし、その場合、しっかりしたコーティング被膜が形成されていることが条件ですが。。
数週間、数か月で落ちてしまうコーティングはこれに当てはまりません。
コーティング施工後、定期的にメンテナンスすることで、長期間コーティング効果を持続することができますし、塗装表面に汚れを固着させることを防ぐことができます。
弊店のコーティング施工は、1回のコーティング施工で「ハイ、終わり」ではなく、1回のコーティング施工で、いかに長期間、愛車のキレイを維持できるかにこだわっております。
一般的に定期メンテナンスは有償で作業する施工店が多い中、弊店は定期メンテナンスをある一定の条件で無料にしております。少しでも多くの方に、定期メンテナンスをスムーズにお受けいただきたくこのような形を取らせていただいております。
コーティングメニューによって異なりますが、2回から6回の無料定期メンテナンスを付帯しております。
定期メンテナンスの中身
ところで、「定期メンテナンスって何をするの?」と思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実は、このメンテナンス作業は、施工店によってマチマチです。
もう一度研磨して、コーティング剤を塗り込むところもあれば、細部洗浄後にコーティング剤保護剤を施工するところ、洗車をして撥水スプレーをかけて終わりのところと、様々です。
ここで疑問なのが、「研磨作業をするメンテナンス」です。
限られた塗装膜を更に削って、一度施工したコーティング剤を落としてからコーティング施工することになるのですが、果たして愛車に有益なメンテナンスと言える作業なのでしょうか?
確かに、研磨作業を伴うことで綺麗にもなりますし、細かい小傷は除去され、見違えるほど綺麗になります。
ご存知のように、車の塗装は、髪の毛の厚み程しかありません。
削れば削っただけ塗装が薄くなりますし、コーティング施工店が勝負できる部分は、更に薄いトップコート(クリア塗装)部分になります。そんなミクロの世界の大切な塗膜を削って綺麗にするのは簡単ですが、それって、愛車に有益な行為とは言えませんね。
弊店のメンテナンスは、研磨は極力しません。
専用の液剤で洗浄して、コーティング保護剤を施工します。
決して労力を省くためのものではなく、お客様の愛車の塗膜を守るためなのです。
お車のコンディションによっては研磨する場合もありますが、あくまで部分研磨まで。
弊店のコーティングは硬化型コーティングがメインですが、さすがに研磨すれば落ちてしまいます。研磨した部分は再度コーティング施工をし直さなければなりません。
逆に研磨以外の方法で簡単に落とすことのできないのが、弊店の硬化型コーティングの特徴でもあります。
「コーティング施工後のメンテナンスは大事」と言いつつも、メンテナンスの中身に気を配るのも重要なのかもしれません。
「研磨しないメンテナンス」は塗装にやさしいメンテナンスになります。
メンテンナス作業完了!
この頃のSLKは直線的なデザインでエッジが効いていてますね。
フロントマスクの迫力も十分です。
ボンネットの塗装もツヤツヤ。トップコートを増す作業を入れましたのでツルツルに仕上がっています。
ドイツ車全般に言えることですが、ブレーキの効きを最優先にしているが故にブレーキダストが出まくります。少し走行しただけでホイールに茶色い粉が降りかかります。
今回のSLKのホイールデザインは洗浄しやすいデザインでした。
中まで手が入るのでホイールの汚れを落としてスッキリさせました。
リヤバンパー下の黒い樹脂部分、マフラーエンドはスッキリさせてあります。
エンブレム周りの汚れもしっかり除去。
トランクの塗装もツヤツヤ。トップコートを増す作業を入れましたのでツルツルに仕上がっています。
特にリヤスポイラーの接地面の隙間は、汚れが溜まりやすい場所なのでしっかり汚れを除去しました。
メルセデスベンツのスリーポインテッドスターマーク周り、ナンバー灯周りも意外と忘れがちな部分です。放置していると黄ばみや黒ずみが発生し、落とすのも一苦労になります。
今回の定期メンテナンスでスッキリ。
運転席サイドステップ。多少擦り傷が目立ちましたので、この部分は部分研磨しました。深い傷は追っていませんが、乗り降りする度に気になると思いましたのでパッと見大丈夫かと。
ドアのヒンジ部分も白く輝いてます。
オープンカーに必要な装備です。”エアースカーフ”
ここから暖かい空気が出てきて首回りを温めてくれます。冬のオープン走行に役立ちますね。
パノラミックスライディングルーフは、太陽の照りが強い時には、ガラス自体が濃い色に変化して日差しを遮ってくれます。一瞬で色が変わり、カメレオンのような不思議なガラスです。
一見してキレイに見えちゃうコツ
ここで、突然ですが、白い車の”パッと見でキレイに見えるコツ”をご案内します。
まずはドアミラー。ドアミラーにウィンカーレンズが付いている車も多いと思いますが、ウィンカーレンズとミラーカバーの隙間や、この車の場合、ウィンカーレンズの下のパネル同士の合わせ目、ボディとミラー支柱の隙間は汚れが溜まりやすく、固着しやすい所になります。
習字で使う筆のようなもので、中性洗剤を薄めた液剤で綺麗にしておきたい場所ですね。
ここが綺麗だと、パッと見キレイに見えます。
ドアミラーの外側だけでなく、ミラーレンズ側の縁も綺麗にしておきたいですね。
バンパーとフェンダーの合わせ目も注意が必要です。
この部分も汚れが入り込みやすく、放置していると、茶色く変色して目立ちます。
フロントフェンダーのダクト部分。メッキの部分は硬く絞ったウエスで拭き上げながら乾いたウエスで仕上げるとスッキリした輝きになります。
車の顔の部分であるフロントグリルは、多くの車が複雑なデザインになっています。
だからこそ、手をかけ、時間をかけて綺麗にしておきたいところ。
ここも筆のようなものでやさしく洗っていただくとスッキリします。
洗い終わって、水で良くすすいだら、「拭き上げ」をしっかりしてください。
ブロワー(ドライヤーの強いやつ)を使って水気を飛ばすのが手っ取り早いですが、普通の人は持っていませんから地道にコツコツ拭き上げるのが良いと思います。
拭き上げしないとグリルの樹脂部分に水シミがついて、綺麗に見えません。
エンジンルームは普段見えませんが、エンジンを覆っているカバーは硬く絞ったウエスで拭き上げておくと〇です。
メルセデスベンツのメカニックが受ける印象がかなり変わります。
エンジンルームが綺麗なお車は全部が綺麗に感じます。表現が的確ではありませんが、まるでトイレが綺麗であれば・・に似てますね。
これで無料定期メンテナンス作業終了です!
仕上がりはいかがでしたでしょうか。
これまで通りのやり方で構いませんので、お手入れの維持を引き続きお願いいたします。
次は半年後がメンテナンスの時期になります。
事前にご案内申し上げますが、ご都合の調整をよろしくお願いいたします
お忙し中、ご入庫いただきありがとうございました。