メッキモールコーティング施工しました
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BMW335iにメッキモールコーティングを施工
神奈川県茅ケ崎市よりBMW335iが入庫いたしました。
輸入車・高級車を中心にコーティング施工しているブランズでございます。今回はドイツ車に多い「モールのシミ」について解説しつつ、モールコーティング施工しましたBMW335iをご紹介いたします。
車に乗るたびに目につく「メッキモールのシミ」
- ふだんの洗車で何とか落とそうとするもシミが落ちない。
- 市販のコンパウンドで磨いてみようとしても何だかこわい。
- どんどんシミがひどくなってツヤがない
そんなお悩みを解決してくれるのがメッキモールコーティングになります。
メッキモールの白シミの解決策は2つ!
メッキモールのこびりついた白シミに対抗する方法は次の2つ。
■モールプロテクションフィルム施工
それぞれについて簡単にご説明します。
メッキモールコーティング施工
弊店のメッキモールコーティングは、ナノサイズのガラス成分を含んだコーティング剤を使用しております。
新車の段階で施工するのがおススメですが、経年車(中古車)でも手作業による研磨でピカピカに仕上げます。
なぜ手作業か
モールを研磨する機械もございますが、あえて手作業にこだわるのは、2つの理由があります。
・研磨度合いの微調整ができる
手作業によって手間がかかりますが、その分、モール表面の状況は把握しやすいメリットがあります。
新車の段階でのモールコーティング施工であればそんなに大変ではありませんが、経年車(中古車)の場合は、個体差もあり、モールのシミのつきかたや、モール表面の劣化具合も異なります。
劣化したモールを激しく研磨すれば、あっという間に下地が出てしまいます。
指先の微妙な力加減で、メッキモール表面の研磨レベルを調整しているのです。
機械による研磨は、効率や研磨力等を考慮考えると大変良いのですが、研磨力が強いため、削りすぎてしまうリスクが伴います。
さらに、研磨力が強い=熱が発生する、ということになり、ダメージがさらに増えてしまう可能性があります。
ゆえに、手作業にこだわるのです。
メッキモールコーティングして得られるもの
- モールのシミ発生を遅らせてくれます
- シミだらけのモールがよみがえります
- モールについた汚れが落としやすくなります。
コーティング効果は1年から2年くらいですが、保管状況やお手入れの頻度で変わります。
雨のあたらない駐車環境の方と屋外保管の方では当然のこと、持続期間が異なります。
弊店では、コーティング効果を持続していただくために、お手入れのしかたをご説明させていただいております。
また、駐車環境等を考慮して、ご自身でお手入れができる「メンテナンス剤」を差し上げることもございます。
コーティング施工してキレイになるのは基本として、いかにそのキレイを持続するかが弊店のこだわりどころになります。
メッキモールコーティングの注意点
注意点と言いますか、ご案内になりますが、手作業で仕上げていく分、ドアミラーの根元部分や、モールのつなぎ目部分、ルーフレールの裏側等、物理的に手作業できない部分に関しては研磨できない場合があります。
研磨ができなかったり、不十分ですとコーティング剤のノリが悪く、十分な効果が得られない場合があります。
メッキモールのコンディションが経年劣化やシミが重度に付着している場合は、シミの除去ができない場合もございます。
あと、ボディコーティングにも言えますが、酸性シャンプーや研磨剤入りのケミカルの使用は避けてください。コーティングに影響を与える場合があります。
モールプロテクションフィルム施工
その名の通り、メッキモールをプロテクションフィルムで覆ってしまう施工になります。
これまで、プロテクションフィルムと言うと、ボディに施工する方が多いと思いますが、メッキモールに施工すると、モールを保護するには最適な施工方法になります。
メッキモールの保護に関しては、先ほどご紹介したモールコーティングがこれまでの主流でしたが、これからはモールプロテクションフィルム施工が増えてくると思います。
理由その1
コーティングより、モール保護持続時間が長い
厚みのあるプロテクションフィルムを貼りますので、コーティングより持続期間が長くなります。
理由その2
コーティングと同様、見た目が変わらない
透明なプロテクションフィルムになりますので、見た目の印象はさほど変わりません。ただし、モールの端の部分はフィルムの切れ目がありますので、よく見れば確かに何か貼ってあるな、と思いますが、そこまで近づいてみることは通常ありませんので大丈夫かと。
理由その3
定期的な研磨をしないのでモール本体に大きなダメージを与えないで済む
モールコーティングはある程度時間が経過し、モール表面に固着したシミが発生したら再施工となりますが、モールプロテクションフィルムは、モールが傷むのではなく、プロテクションフィルムが劣化しますので、フィルムを張り替えればOKとなります。
フィルムが汚れを受け止めるので、モール自体は守られます。
その他、フィルムの貼り方にも特徴があります
プロテクションフィルムや、ボディの色変えなどで施工するラッピング施工は、様々な車の形に合わせてフィルムを切って貼り付ける手法がとられます。
ボディやモールの形状に合わせて専用のカッターでフィルムをカットしていきます。
おおよその形に合わせてカットしたフィルムをボディなりモールなりに貼り付け、その形状に合わせて専用カッターで余分な部分を切り離す作業になります。
プロの施工者なので、ボディやモールを傷つけることはないと思いますが、カッターでフィルムを切る工程で、傷をつけてしまうリスクがあるのも否定できません。
弊店で施工しているプロテクションフィルムは、あらかじめ車に合わせてカット済みのフィルムを使用しますので、モールに合わせてカッターで切る工程はありません。
カット済みのプロテクションフィルムを使用するため、安全に施工できるのです。
一方で、マイナーな車だったり、データの無い車に関しては予めカット済みのプロテクションフィルムがご用意できませんので、施工時間を長めにいただくことになります。(施工完了まで4日間から5日間)
実車を採寸して型取りし、プロテクションフィルムをカットする工程が入るため、お時間をいただくこととなります。
なお、モールプロテクションフィルムのご用意がある車ですと、1泊2日での施工が可能です。
現在、メルセデスベンツにおきましてはある程度準備出来ておりますが、その他の車種につきましてはお時間をいただければ施工可能となっております。
さてさて、前置きが長くなりましたが、
今回入庫しましたBMW335iのモールコーティング施工をご紹介していきます。
BMW335i 入庫前のモールコンディション
左側のAピラー上部のモール
右側のAピラー上部のモール
左後ろのモール
右リヤのモール
色が黒いモールだけに、シミが目立ちます。
マスキングをして研磨開始です。
モールコーティング施工
左ドアのモール部分
オープンにしてあらわになったモールも磨いていきます。
研磨すると、モールのシミが除去されツヤが戻りました。
施工途中ですが写真を撮影してみました。
このあとコーティング剤を塗り込み、熱をあてて初期硬化させます。
施工直後は、コーティング剤が完全に密着するまでしばらく洗車を控えてください。
ご納車時、お客様の笑顔が印象的でした。
完璧です!!とても綺麗になりました。ありがとうございました。 嬉しいお言葉、励みになります! このたびは数ある専門店より弊店をお選びいただき誠にありがとうございます。 状況に寄りますが3か月後か6か月後にメンテナンスすると効果的です。
今後のコンディションを維持するために、お渡しいたしましたメンテナンス剤をご利用ください。
何かわからないことがございましたらお気軽にご連絡ください。