ポルシェ718ケイマンの定期メンテナンス2回目を実施!
ポルシェ718ケイマンがメンテナンスで入庫しました
昨年5月に弊店でVIPコースコーティングを施工しましたポルシェ718ケイマンGTS4.0の定期メンテナンスの入庫です。施工からちょうど1年が経過しました。
お客様の普段のお手入れがしっかりなされておりますのでキレイなコンディションでした。保管環境も抜群ですので重大なダメージが無く、通常のメンテナンス作業でよみがえりました。
まずは2回目の定期メンテナンスのご入庫、誠にありがとうございました。
ちなみにちょうど1年前の初回に施工した内容は、、、
弊店の最上級メニューの“VIPコース”になります。
《施工内容》Sサイズ
・VIPコース
《詳細》
・ライト研磨仕上げ + プレミアムコーティング
・ホイールコーティング
・窓ガラスコーティング(全面)
・ヘッドライトコーティング
・樹脂パーツコーティング
・レザーインテリアコーティング
施工後1年が経過しておりますのでスッキリ洗浄していきます。
メンテナンス作業日当日
メンテナンス作業日当日、生憎の雨でした。しっかりコーティングが役目を果たしており、深みのあるツヤツヤのコンディションでした。
洗車後の水滴が垂れたであろう汚れが付いています。1年前に樹脂パーツコーティング施工済みですのでサッと一拭きで綺麗になります。
マフラーエンドが汚れてますのでスッキリ洗浄します。
それにしても綺麗な発色のボディーカラーですね。
定期メンテナンスの必要性
コーティング施工をしたからと言って、何もしなくて良いわけではありません。
普通に汚れがつきますし、放っておけば、早い段階でコーティングによる水弾きや水の流れに影響が出てしまいます。
ただ、「撥水しているから」という理由でコーティングが効いている、あるいは「撥水していない」からコーティングが効いていないと判断するのは、早まった判断です。
多くの場合、コーティング被膜の上に汚れが堆積し、その影響で、本来のコーティング効果(撥水や疎水、親水など)が発揮できずにいるのです。
ただし、その場合、しっかりしたコーティング被膜が形成されていることが条件ですが。。
数週間、数か月で落ちてしまうコーティングはこれに当てはまりません。
コーティング施工後、定期的にメンテナンスすることで、長期間コーティング効果を持続することができますし、塗装表面に汚れを固着させることを防ぐことができます。
弊店のコーティング施工は、1回のコーティング施工で「ハイ、終わり」ではなく、1回のコーティング施工で、いかに長期間、愛車のキレイを維持できるかにこだわっております。
一般的に定期メンテナンスは有償で作業する施工店が多い中、弊店は定期メンテナンスをある一定の条件で無料にしております。
少しでも多くの方に、定期メンテナンスをスムーズにお受けいただきたくこのような形を取らせていただいております。コーティングメニューによって異なりますが、2回から6回の無料定期メンテナンスを付帯しております。
定期メンテナンスの中身
ところで、「定期メンテナンスって何をするの?」と思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実は、このメンテナンス作業は、施工店によってマチマチです。
もう一度研磨して、コーティング剤を塗り込むところもあれば、細部洗浄後にコーティング剤保護剤を施工するところ、洗車をして撥水スプレーをかけて終わりのところと、様々です。
ここで疑問なのが、「研磨作業をするメンテナンス」です。
限られた塗装膜を更に削って、一度施工したコーティング剤を落としてからコーティング施工することになるのですが、果たして愛車に有益なメンテナンスと言える作業なのでしょうか?
研磨をすれば施工したコーティング被膜は削られて無くなりますし、塗装も研磨により削られます。
ご存知のように、車の塗装は、髪の毛の厚み程しかありません。
削れば削っただけ塗装が薄くなりますし、我々のようなコーティング施工店が勝負できる部分は、更に薄いトップコート(クリア塗装)部分のみになります。
そんなミクロの世界の大切な塗膜を削って綺麗にするのは簡単ですが、それって、愛車に有益な行為とは言えませんね。
弊店のメンテナンスは、研磨は極力しません。
専用の液剤で洗浄して、コーティング保護剤を施工します。
お車のコンディションによっては研磨する場合もありますが、あくまで部分研磨まで。
弊店のコーティングは硬化型コーティングがメインですが、さすがに研磨すれば落ちてしまいます。
研磨した部分はコーティングが落ちてしまってますので、再度コーティング施工をし直さなければなりません。逆に研磨以外の方法で簡単に落とすことのできないのが、弊店の硬化型コーティングの特徴でもあります。
「コーティング施工後のメンテナンスは大事」と言いつつも、メンテナンスの中身に気を配るのも重要なのかもしれません。
「研磨しないメンテナンス」は塗装にやさしいメンテナンスになります。
メンテンナス作業完了!
ツヤツヤに仕上がりました。深みのある濡れたようなツヤがよみがえりました。
ケイマンのフロントバンパーのキモになる樹脂部分。しっとりとした樹脂ならではのやさしい反射が正解の姿です。
フロントバンパーのダクト部分。アップします。
立体的な造形をしっかりと際立たせるように樹脂部分をクレンジングし、コーティング剤を染み込ませてあります。1年経過してもこの通り。
意外と見落としがちで、汚れやすい部分のカウルトップ。
樹脂製のため、汚れが入り込みやすく、白化しやすい所です。早い段階でコーティング施工で対策しておきたい部分です。ワイパーアームも白っぽくなりますので対策は必要です。
運転席サイドステップ。美しいロゴデザインの”CaymanGTS”
助手席側。
仕上がりはいかがでしたでしょうか。
これまで通りのやり方でお手入れの維持を引き続きお願いいたします。
次は半年後がメンテナンスの時期になります。
事前にご案内申し上げますが、ご都合の調整をよろしくお願いいたします
お忙し中、ご入庫いただきありがとうございました。