CLS350シューティングブレークのメッキモール保護対策
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メルセデスベンツCLS350シューティングブレークが入庫
東京都世田谷区よりメルセデスベンツCLS350シューティングブレークが入庫しました。
輸入車・高級車を中心にコーティング施工しているブランズでございます。今回はドイツ車に多い「モールのシミ」について解説しつつ、モールにプロテクションフィルムを施工しましたCLS350シューティングブレークの施工をご紹介いたします。
車に乗るたびに目につく「メッキモールのシミ」
車が綺麗なのに、窓枠のモールが白いシミだらけで何だか汚い。洗車の時に落とそうとしてもなかなか落ちず、諦めてしまっている方が多いのではないでしょうか。
コンパウンド(研磨剤)やメッキクリーナーでDIY作業をしてもいいんだけど勇気がいります。
結構大変な作業ですね。
そんなお悩みを解決してくれるのがメッキモールコーティングやモールプロテクションフィルム施工になります。
メッキモールの白シミの解決策は3つ!
メッキモールのこびりついた白シミに対抗する方法は次の3つ。
- メッキモールコーティング施工
- モールラッピング施工
- モールプロテクションフィルム施工
それぞれについて簡単にご説明します。
メッキモールコーティング施工
弊店のメッキモールコーティングは、ナノサイズのガラス成分を含んだコーティング剤を使用しております。新車の段階で施工するのがおススメですが、経年車(中古車)でも手作業による研磨でピカピカに仕上げます。
なぜ手作業か
モールを研磨する機械もございますが、あえて手作業にこだわるのは、2つの理由があります。
・研磨度合いの微調整ができる
手作業によって手間がかかりますが、その分、モール表面の状況は把握しやすいメリットがあります。新車の段階でのモールコーティング施工であれば研磨する必要は無いのですが、経年車(中古車)の場合は、個体差もあり、モールのシミのつきかたや、モール表面の劣化具合も異なります。
劣化したモールを激しく研磨すれば、あっという間に下地が出てしまいます。指先の微妙な力加減で、メッキモール表面の研磨具合を調整しているのです。
・モールのシミ発生を遅らせてくれます ・シミだらけのモールがよみがえります ・モールについた汚れが落としやすくなります。 コーティング効果は1年位ですが、保管状況やお手入れの頻度で変わります。 洗車したあとに拭き取りをしない、洗車の頻度が月1回など、あっという間にシミだらけになってしまう場合もあります。 雨のあたらない駐車環境の方と屋外保管の方では当然のこと、持続期間が異なります。 弊店では、コーティング効果を持続していただくために、お手入れのしかたをご説明させていただいております。また、駐車環境等を考慮して、ご自身でお手入れができる「メンテナンス剤」を差し上げることもございます。 コーティング施工してキレイになるのは基本として、いかにそのキレイを持続するかが弊店のこだわりどころになります。 注意点と言いますか、ご案内になりますが、手作業で仕上げていく分、ドアミラーの根元部分や、モールのつなぎ目部分、ルーフレールの裏側等、物理的に手作業できない部分に関しては研磨できない場合があります。 研磨ができずに、下地処理が不十分ですとコーティング剤のノリが悪く、十分な効果が得られない場合があります。メッキモールのコンディションが経年劣化やシミが重度に付着している場合は、シミの除去ができない場合もございます。 あと、一度メッキを磨き作業した車も、磨ける部分がほとんど残っていない場合が多く、シミの除去ができない場合があります。その他、ボディコーティングにも言えますが、酸性シャンプーや研磨剤入りのケミカルの使用は避けてください。コーティングに影響を与える場合があります。 メッキモールコーティングの注意点
モールラッピング施工
メッキモールを様々なカラーのフィルムで覆ってしまう施工になります。
貼り付け面のキズや凹凸のあるシミ、汚れは除去しなければなりませんが、モール自体がむき出しになるのを防ぎ、モール本体の保護に有効な施工となります。
また、色も選択でき、お車のイメージチェンジにもなります。
最近多いのがマットブラックフィルムを使用した「艶消しモール」や、ツヤのある黒色フィルムの「グロスブラックモール」に仕上げる方が多くいらっしゃいます。
ただし、弱点もありまして、色の付いたフィルムはプロテクションフィルムに比べフィルムの厚みが薄く、外部からの衝撃に弱く破れてしまうことがあります。
カラープロテクションフィルムでしたら厚みも、キズに対する耐性も高く、「色替え+モールの保護+外部からの衝撃や傷(フィルムの耐性レベル以内のもの)の保護」がカバーできるフィルムになります。
モールプロテクションフィルム施工
その名の通り、メッキモールをプロテクションフィルムで覆ってしまう施工になります。
これまで、プロテクションフィルムと言うと、ボディに施工する方が多いと思いますが、メッキモールに施工すると、モールを保護するには最適な施工方法になります。
おそらくメッキモール保護の目的であれば、プロテクションフィルムが最強ではないでしょうか。
メッキモールの保護に関しては、先ほどご紹介したモールコーティングがこれまでの主流でしたが、これからはモールプロテクションフィルム施工をする方が増えてくると思います。
コーティングより、モール保護持続時間が長い 厚みのあるプロテクションフィルムを貼りますので、コーティングより持続期間が長くなります。 コーティングと同様、見た目が変わらない 透明なプロテクションフィルムになりますので、見た目の印象はさほど変わりません。ただし、モールの端の部分はフィルムの切れ目がありますので、よく見れば確かに何か貼ってあるな、と思いますが、そこまで近づいてみることは通常ありませんので大丈夫かと。 定期的な研磨をしないのでモール本体に大きなダメージを与えないで済む モールコーティングはある程度時間が経過し、モール表面に固着したシミが発生したら再施工となりますが、モールプロテクションフィルムは、モールが傷むのではなく、プロテクションフィルムが劣化しますので、フィルムを張り替えればOKとなります。 フィルムが汚れを受け止めるので、モール自体は守られます。 プロテクションフィルムや、ボディの色変えなどで施工するラッピング施工は、様々な車の形に合わせてフィルムを切って貼り付ける手法がとられます。ボディやモールの形状に合わせて専用のカッターでフィルムをカットしていきます。 プロの施工者なので、ボディやモールを傷つけることはないと思いますが、カッターでフィルムを切る工程で、傷をつけてしまうリスクがあるのも否定できません。 弊店で施工しているプロテクションフィルムは、あらかじめ車に合わせてカット済みのフィルムを使用しますので、モールに合わせてカッターで切る工程はありません。 カット済みのプロテクションフィルムを使用するため、安全に施工できます。 一方で、マイナーな車だったり、データの無い車に関しては予めカット済みのプロテクションフィルムがご用意できませんので、施工時間を長めにいただくことになります。 実車を採寸して型取りし、プロテクションフィルムをカットする工程が入るため、お時間をいただくこととなります。 現在、メルセデスベンツにおきましてはある程度準備出来ておりますが、その他の車種につきましてはお時間をいただければ施工可能となっております。 前置きが長くなりましたが、今回入庫しましたプロテクションフィルム施工をご紹介していきます。 お客様からのご要望 メルセデスベンツの多くのお車で目にする、シミだらけのメッキモールが気になり、何とか対策方法は無いのか?と情報を集めていた所、モールにフィルムを貼ることを見つけたそうです。 ・窓枠メッキモール部分 ・モール下地処理(研磨) 今回のお車は、シミの無い部分と、一部分だけ変色してしまったような白濁してしまっている所が見受けられるコンディションでした。 研磨したであろう跡が残っていました。 メッキがくすんでしまっている箇所も見受けられます。 綺麗な部分と、シミが残っている部分がまばらに存在しています。 恐らく、過去に何度か研磨されており、モール表面の状態がギリギリ(研磨すると下地が出てきてしまう状態)でしたので慎重に下地処理をしていかなければなりません。 モールプロテクションフィルムの場合は、透明なフィルムになりますので、新車の場合を除いては研磨して、モールのシミや汚れ取りは必須の作業となります。 モールの下地処理研磨を済ませ、モールに合わせてプロテクションフィルムを貼っていきます。 CLS350シューティングブレークは上のアーチ部分がかなり長いモールの為、途中で分割してフィルムを貼っていきます。(一枚張りで対応は可能ですが使うフィルムの量がかなり増えてしまい金額が上がります) 窓ガラスに貼ってある白いものは、データカットされたフィルムの台紙になります。無駄なフィルムを出さないように(無駄なフィルムを出さないことで費用が圧縮)します。 ここがつなぎ目。透明なフィルムなので分かりにくいと思いますが、、 パールベージュ、素敵なお色ですね。珍しいお色です。 プロテクションフィルムは、厚みのあるフィルムですので、モールの端までギリギリに貼り込んでしまうと剥がれやすく(めくれやすく)なってしまいますので、モールよりも数ミリ小さく貼り込みます。 一方、ラッピングフィルムのように薄いフィルムの場合は巻き込みしながらギリギリまで貼り込むことができます。 このたびは数ある専門店より弊店をお選びいただき誠にありがとうございます。 モールプロテクションフィルムは長期間モールをお守りしますが、過信は禁物です。 ご納車時にお渡しした注意事項や取り扱い説明をご参考にしていただき、少しでも長く良いコンディションを維持していただければ幸いです。 何かわからないことや、キレイに関するご質問がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。 フィルムの貼り方にも特徴があります
CLS350シューティングブレークにプロテクションフィルムを施工
プロテクションフィルム施工
モールプロテクションフィルム施工完了!