コーティング施工【ポルシェ編】コーティングはどれが良いの?
ポルシェのオーナーでコーティング施工しようとしている人
「駐車場で他のポルシェと比べて輝きで負けてるよなぁ」
「毎日乗ってるからじっくり洗車する暇ないんだよな」
「5年乗ってるからそろそろリフレッシュしたいなぁ」
「コーティングはどこにお願いすれば良いのだろう?」
このようにお考えのポルシェオーナーさんの疑問にお答えします。
累計25,000台以上の施工実績を誇るコーティング技術者集団のブランズがポルシェのコーティング施工について解説します。
結論から申し上げますと、ポルシェにおすすめするコーティングは、「ガラス系」コーティングではなく「ガラスコーティング」になります。
Contents
ポルシェのコーティングはどれが良いの?
ポルシェはスポーツカーの代表格です。販売台数は、昨年2018年の新車販売台数が7168台で、過去最高記録を更新しました。(ポルシェジャパンより)
2009年からの9年間で、一度も前年販売台数を割り込むことなく、連続更新をしておりますので勢いを感じます。
ポルシェの魅力
ところで、世界中にいるポルシェファンの方が引き込まれる魅力はどこにあるのでしょうか。
走り、乗り心地、デザイン、歴史、メーカー・販売店の対応・・・
そのどれもが、人々の心を動かし、惹きつけるからこそ根強いファンの方が増えているのだと思います。独特なデザインは確かに魅力的です。対向車でポルシェが走ってくるとひと目でポルシェとわかりますから。
グローバルでの販売台数は25万台以上(2018年)の実績をたたきだしていますので、誰もが認めるブランドに間違いありません。ちなみにフェラーリは同年9251台でした。
ポルシェオーナーは、様々な思いでポルシェを愛し、所有し、ドライブを楽しんでいることと思います。是非その思いを受け止める愛車を、いつまでも綺麗に輝きを維持して頂きたいと願っております。
そもそもポルシェにコーティングは必要なの?
ポルシェを所有されているということは、所有できる資力をお持ちであるということ。
資力がある方は、およそ皆さん忙しい方が多いはずです。
「洗車する時間もなかなかとれない」、「スケジュールが詰まっていて乗りっぱなし」
でも大好きなポルシェですので綺麗に乗りたい。当然です。
と、言うことは、
洗車が時短(ラク)になって、汚れにくくなれば良いってことですよね。
それを実現するのがコーティングになります。ポルシェにコーティングは必要なのです。
コーティング施工のメリットは2つ
コーティングを施工するメリットは次の2つがあります。
・洗車がラク
残念ながらコーティングをしたからといって、汚れないわけではありません。汚れます。
ポルシェを綺麗に維持するには、絶対洗車が必要となります。その洗車をラクにするためには“塗装が汚れにくく、汚れが落としやすい”状況を作れば良い訳です。
塗装を保護して汚れから守る
塗装が汚れにくく、汚れがおとしやすい状況とは、どんな状況なのでしょうか。
それは、塗装を素のままではなく、保護された状態にすることです。
塗装についてしまう汚れは、水や雨のシミ、泥、砂、花粉、樹液、鉄粉、ホコリ、鳥糞など挙げればどんどん出てきますが、強敵ばかりです。その他、紫外線も塗装の敵です。
そもそも塗装は、ボディ鋼板の上に何層も重ねて塗られており、単体でも外敵から守る耐性は持っています。
ミクロの世界では、塗装表面は凹凸状態で且つ、細かい塗装粒子同士がくっついて存在しています。
密着している塗装粒子同士には隙間があって、その隙間と塗装表面の凹凸にコーティング剤が入り込み、しっかり塗装面に被膜を形成するのです。(コーティング剤は塗装粒子よりも小さな低分子構造でなければなりません)
もしコーティング施工していなければ、汚れは直接塗装に密着し、放置しておくとシミとなり塗装に食い込んでいきます。また、紫外線が塗装粒子の結合を破壊し、退色や剥がれの原因となります。
塗装表面を保護するコーティング被膜は、塗装に入り込もうとする外敵から守る役割を担います。
ちなみに、弊店のガラスコーティングは低分子のコーティング剤で塗装に浸透・結合し、100%無機質のガラス被膜を形成し塗装を守ります。完全硬化後の被膜は透明で強靭な構造を持ち、塗装本来の発色を引きだします。
車に施工しているコーティング剤と同じ成分でスマホ用のコーティング剤がありますが、電子顕微鏡で写すとこんな感じです。
まるで細胞のように整列し、石垣のようにガッチリ保護しています。
洗車がラク
塗装についた汚れ等は、コーティングによって塗装に入り込みにくくなっておりますので、汚れ等は除去しやすくなっています。
しかしながら、1つ注意が必要です。それは、定期的に洗車をすることです。
いくらコーティングで保護されているからと言っても完全無敵ではありません。
当然コーティンの上に、汚れが付着しますし、汚れを放置すれば落ちにくくなり、水道水や地下水を塗装面に放置し続けるとシミになります。
この水道水と地下水を放置するとシミになることについては
参考→ウォータースポットから車を守るたった一つの方法 をご覧ください。
コーティングしてあるから大丈夫
よく言われていることで、「コーティングすれば何もしなくても良い」とか「コーティングしたからノーメンテナンス」というのを聞いたことがあると思います。
これは勘違いというか、間違いです。
コーティング施工をすることで汚れがつきにくく、落としやすくはなりますが、汚れがつかないということではないです。しっかり汚れます。
コーティング施工をしたからこそ、放置せず、洗車とメンテンナスを実施していただければ、長く輝きを維持することができるのです。
汚れがついても、塗装表面にはコーティング被膜が存在していますので、コーティング表面の汚れを落としてあげれば、コーティング機能も復活しますし、塗装も寿命が延びるのです。
ポルシェのコーティングを専門店でお願いする理由
ポルシェのコーティング施工は、
- ディーラーで施工する
- 販売店で施工する
- ガソリンスタンドや簡易コーティング店で施工する
- 専門店で施工する
で施工するパターンが多いと思います。➀から④で、どれが良い悪いと言うつもりはありません。それぞれに選ぶ理由や判断基準があると思いますので。
では、何を基準に選べば良いかというと
・施工手順
・施工環境
・施工者の技術
を基準にして選択すると自ずと答えが出てきます。ご自身が簡易的に、簡単に、安く施工を希望されている場合は、特に悩まずにガソリンスタンドなどでお願いするのが一番です。
すべての基準を満たす施工場所は、
コーティング剤が高性能・高効果で、施工に最適な環境で、車の塗装を考慮した施工手順により、最適な技術で施工するのが望ましいことになります。
結局のところ、専門店にお願いするのが一番おすすめになります。
例えば992型ポルシェ911
今年に入って、992型に911がモデルチェンジしました。8代目です。テールデザインも変更され、ウェットモード、8速PDKを搭載し注目を集めています。
特にボディに関しては、完全な新設計で、アルミを大量に使用したものになっています。軽量化の為の設計ですが、外板がアルミになることで、鈑金屋さんとコーティング店には技術が試される状況になっています。
アルミの特性として変形しやすく、伸びやすい。そして変形した形は元に戻りにくい性質があります。板金屋さんにとってはこれまでのように鈑金で修理できていた凹みが鈑金できずに交換しなければならなかったり、鈑金できたとしても技術が無いと仕上がりに影響がでてしまいます。
コーティング店においては、研磨時の力の入れ方で、ボディを変形させてしまうリスクが伴うのです。
コーティング施工は、塗装面に研磨機をあてて、下地処理をするのですが、あまり力を入れて研磨すると研磨している部分が高温になってきます。この状態が続くと、塗装も熱により柔らかくなってしまいます。さらにアルミ素材が変形し歪んでしまうこともあります。塗装にもよくありません。
研磨機の取り扱いは、2.3か月で習得できるものではなく、様々な知識や経験により習得されるものです。やはり愛車は信頼のできるところにお願いしたいですよね。
では、専門店のコーティングで何がおすすめ?
ポルシェのコーティングで何がおすすめか、という問いに対しては、ガラスコーティングになります。
ガラスコーティングをおすすめする理由
理由は3つあります。
理由② 高い滑水性(疎水性)により雨シミが付きにくくなる 理由③ 高い耐候性により紫外線から塗装を保護できる
ガラスコーティングといっても各販売元により様々な種類がありますので、
弊店のプレミアムコーティングの性能に沿ってご案内していきます。
理由➀ 高い強度・耐久性により塗装を保護できる
無機溶剤100%のガラスコート剤は、完全硬化後の鉛筆硬度※9H以上となります。
高密度のガラス成分が塗装膜に浸透し、強固に化学結合します。無機質のガラス被膜が長期間にわたり塗装を保護します。
鉛筆硬度とは一般的に、塗装膜厚の硬さ、傷の付きにくさを数字で表すために用いられている規格です。JISで規定されている「塗料一般試験法‐第5部:塗膜の機械的性質‐4節:ひっかき硬度(鉛筆法)」をもとに製造メーカーや販売元が、JIS規格の鉛筆で、どの硬さの鉛筆で擦ったら傷が付くかを専用の機器で測定する実験を行い、その結果に基づき表示しています。
理由② 高い滑水性(疎水性)により雨シミが付きにくくなる
コーティング性能は滑水性(疎水性)となります。塗装面に水滴が留まらないためにレンズ効果や雨シミになることを防ぎます。一般的にコーティング性能を区別する時に、撥水、疎水、親水と区別することがありますが、わかりやすく説明すると次のようになります。
水を掛けた時に水玉となる性質のものです。コーティング業界では、この時できる水玉の接触角度が90度以上のものを撥水性と言っております。
水滴がプルっとしていて、コーティングが効いている感が感じられますが、ウォータースポットや雨シミの原因となる可能性が高まります。
水を掛けた時に水玉と言うよりは、水の塊で流れ落ちる性質のものです。水玉のようにプルっとしているのではなく、水滴の接触角度がおよそ60度以上90度以下のものを言っております。
塗装面の水滴が流れやすく、汚れも一緒に落としてくれます。塗装面が汚れてる場合や、雨が少量だと流れ落ちなくなり、汚れが留まってしまいます。
疎水性よりも塗装面に張り付くようなイメージになります。コップを綺麗に洗って、水を掛けた時に、サーっと水が引いていくようなイメージです。水滴の接触角度がおよそ40度から50度以下のものを言っております。
雨シミがつきにくいですが、塗装面が汚れたり、油分が付着することで、親水性能が損なわれ、微撥水に変化する可能性があります。
理由③ 高い耐候性により紫外線から塗装を保護できる
東京都立産業技術センターによる促進耐候試験(サンシャイン100h)により耐候性が実証されており、酸性雨や紫外線による劣化を大幅に低減します。
ガラスコーティングの弱点は?
良いことばかり書いてきましたが、弱点もございます。
それは、「施工費が高額であること」と「完全乾燥までに日数がかかること」です。
施工費が高額になることについては、コーティング剤と施工技術料が高いからです。
品質のガラスコーティング施工ですので、仕上がりも高品質でなければなりません。仕上がりの決め手となるのは下地処理になります。
施工者は、塗装本来の発色と輝きを復活させ、且つ塗膜を研磨しすぎない施工が求められます。研磨剤と、バフ(研磨機の先に付ける丸いもの)の組み合わせは何通りもあって、どれが最善なのかは日々研究しながらチューニングしています。本日現在、最高と思われる組み合わせで施工しています。
また、ガラスコーティングは、初期硬化が早く、慎重に、素早く施工しませんとムラの原因となってしまいます。完全硬化までに日数を要するので、最初の初期硬化を遠赤外線ヒーターで焼き付け乾燥させます。施工には熟練の技術と設備が必要となるのです。
まとめ
冒頭の
ポルシェのオーナーでコーティング施工しようとしている人
「駐車場で他のポルシェと比べて輝きで負けてるよなぁ」
「毎日乗ってるからじっくり洗車する暇ないんだよな」
「5年乗ってるからそろそろリフレッシュしたいなぁ」
「コーティングはどこにお願いすれば良いのだろう?」
に対する答えがわかりました。それは、“専門家にお願いすること”です。
塗装のコンディション診断はプロに任せて、ご自身の愛車に合わせたコーティングを施工していきましょう。
ポルシェは、一目見てポルシェとわかるデザインになっています。美しいボディラインを際立たせるには塗装の輝きが必要です。塗装本来の発色と輝きを、コーティングによって引き出していきましょう。
私たちブランズは、ポルシェのコーティング施工を得意としておりますので、あなたの愛車を安心してお任せください!