レンジローバーヴェラールのセラミックコーティング施工【横浜市】
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レンジローバーヴェラールが入庫いたしました
横浜市よりレンジローバーヴェラールがご入庫いたしました。
パールホワイトの美しいデザインのお車です。
お客様は事前に弊店にご相談に来られまして、お車の現状のコンディションと、コーティングメニューについてお話しさせていただきました。
お客様の現況、疑問点はというと、、
- 屋外保管場所であること
- 気になる小傷の対処
- 綺麗に維持するためのコツ
など、愛車を大切にしたい思いに溢れておりました。
一つ一つご説明申し上げ、弊店でお手伝いできることをご案内させていただきました。
屋外保管でも綺麗に維持するコツ
屋外保管ですと過酷な環境に愛車を晒さなければならず、自ずと汚れやすくなり、いつまでも綺麗に維持するためには少しだけ手間をかけてあげなければなりません。
当然、スッピンのままの塗装で過酷な環境に挑むのは無謀なこととなります。
塗装を保護するコーティングを施工して対策することをおススメします。
コーティングしたから大丈夫?
「コーティングしたからもう安心」と申し上げたいところですが、コーティングも万能ではなく、普通に汚れますし、劣化もします。コーティングをしたからと言って汚れない訳ではありません。
適宜洗車をして汚れの固着を防ぎ、適宜メンテナンスをしてコーティング被膜を維持してあげることが重要となります。
洗車の際の注意点
「マメに洗車したほうが綺麗だよね」確かに綺麗に維持できると思います。
が、ここで注意して頂きたいのが「水道水」になります。
ふだん飲用として安心安全な水道水も、車にとっては決して安心安全ではありません。よほど飲用に適さない雨水のほうが安心安全なのです。
理由は水道水に含まれるミネラル成分です。
お風呂の鏡、白いシミが付着していませんか?水道水に含まれるカルキなどが乾燥して付着した姿なのです。お風呂の場合はその他、石鹸などの成分も原因になりますが、水道水を拭き取らずに放置するとあのお風呂の鏡のようにシミだらけになってしまうのです。
一方、雨水は、大気中のチリやホコリ、排気ガスなどの不純物は含まれているものの、水道水に比べればマシなほうです。
何を申し上げたいかというと、“洗車後の拭き取りはしっかり行いましょう”ということです。
シミがシミを引きつけ、頑固なシミに成長し、時間の経過で塗装に食い込み、陥没したシミに成長してしまいます。このようにならない為にも、洗車の時は最後の拭き取りはしっかり実施することでかなり有効になります。
今回のレンジローバーヴェラールの施工内容は?
今回の施工内容は最終的に次のようになりました。
・ライト研磨+スタンダードコーティング (セラミックコーティング) ・SUPERガラスコーティング部分施工 屋外保管であれば、ミックスコートや、スタンダードコーティング2層仕上げなどがおススメとなりますが、使用頻度や洗車頻度、お車の汚れ方等が把握できておりませんので、まずはスタンダードコーティングを施工して、付帯される無料定期メンテナンスのタイミングでコンディションを把握させていただくこととなりました。 また、レンジローバーヴェラールのルーフが黒色で且つサンルーフになっているので、シミ対策としてSUPERガラスコーティングの部分施工をおススメいたしました。 弊店の窓ガラスコーティングは、一般的に流通しているシリコン系やフッ素系の撥水剤ではなく、ガラスと分子結合する特殊なコーティング剤を使用しております。 コーティング被膜の耐久性に定評がございますし、洗車時の拭き取りもかなり楽になると思います。 このたびは数ある専門店の中からお選びいただき誠に光栄でありますし、感謝感謝でございます。誠にありがとうございます! 砂埃や雨の跡が残っているものの、全体的に綺麗なコンディションでした。 細かい所で気になる箇所がいくつかございましたが、コーティング施工の下地処理でカバーできます。 ボディ全体に細かいキズが入っていて、スッキリしない原因になっています。見やすい箇所でいうと、ボンネットのロゴの「E」の周りを見て下さい。 太陽の光の映りこみ部分、無数の小傷が目立ちます。 フロントグリルの網目の汚れ。固着したシミが散見され、グリル自体が若干紫外線の影響を受けて白化しているようです。 フロントバンパー下部の汚れ。洗車後の拭き取り不良でしょうか。 リヤタイヤ付近の樹脂パーツの汚れ。ワックスやコンパウンドのようなものが樹脂の表面に入り込んでしまっています。 左側ヘッドライト下部の表面劣化。表面が劣化してしまっている場合は、私共でカバーできる部分は少ないですが、全体の印象を考えてなるべく目立たぬよう、また、劣化を進行させぬよう簡単な対策処理をしておこうと思います。 レンジローバーヴェラールは各ピラー(Aピラー、Bピラー、Cピラー)にピアノブラックパーツがあり、小傷やシミ、くすみ、汚れが目立ちます。逆にこの部分が綺麗であればかなり印象が変わります。 ルーフ部分。黒色なので熱がこもりやすく、水拭きするとすぐに乾燥してしまいます。 スッキリしないモヤっとしたところは、しっかり洗浄していきます! 通常、ヘッドライトの黄ばみ、クスミに関しましては、ヘッドライトコーティングや、ヘッドライトプロテクションフィルムのご提案をしておりますが、今回は左側ヘッドライトの一部分のみが表面劣化しておりましたので施工の流れの中で作業させていただきました。 作業箇所をマスキングします。 結構、表面が凹凸状になっています。 ペーパーで研磨していきます。やさしく何回も研磨し、徐々に目の細かいペーパーにしていきます。 最後はコンパウンドで表面を整えます。 研磨した箇所は、スッピンの状態になっていますので、コーティング剤を塗布して完成。 ルーフのSUPERガラスコーティングも完了し、あとはボディの細かい部分を一つ一つ仕上げていきます。 ボンネットの塗装表面がツルツルの状態になりました。小傷も除去され、スッキリとした光の反射になりました。 フロントグリルのロゴバッチはギリギリまで洗浄してあります。見た目以上に表面がゴツゴツした作りで、凹凸の目の中に汚れが詰まってしまっています。劣化に伴う黒ずみは完全に除去できません。 強いケミカルで洗浄しても良いのですが、恐らくロゴの文字が影響を受け、まだら状になってしまうか、文字の周りの色に影響を与えてしまいます。 フロントグリルの汚れも落とせるものはしっかり落として、素材の輝きを復活させました。網目の一つ一つを丁寧に磨き上げました。 フロントガラスにもロゴが入っています。 ルーフのガラス部分は、ガラス表面を特殊な研磨剤で磨いてあります。ガラス自体を傷める成分を極力排除した研磨剤で、ガラスを傷つけることなく、表面の汚れ、シミ、油膜をスッキリ除去します。 ガラス表面が整ったところで撥水性被膜を形成します。 Bピラーのカバーの輝きはいかがでしょうか。透明感のあるツヤツヤの状態になりました。 最近のMercedesでもよく見かける”デプロイアブル・ドアハンドル” ドアハンドルが浮き上がった時の付け根部分も、しっかり洗浄してあります。 リヤゲートを開けたところもスッキリ洗浄しました。 エンジンカバーもスッキリ拭き上げ済みです。ベトベトの艶出し剤は×。 ヘッドライトの上の部分で黒いツヤのあるカバーが付いていますが、ここは水アカの付きやすい部分。 磨いて艶を出してあります。 このたびは横浜市よりご入庫くださいまして誠に有難うございました。 数ある施工専門店から弊店をお選びいただき重ねて御礼申し上げます! 仕上がりはいかがでしたでしょうか。 ご不明な点や、ご使用になられて不安な点などがございましたらお気軽にお問い合わせください。 次回は半年後、”無料定期メンテナンス”を実施いたします。改めてご案内申し上げますのでよろしくお願いいたします。 レンジローバーヴェラールのコンディション
ヘッドライトの部分対処作業
まだ表面に凹凸が見られますが、削り過ぎても良くありません。表面の劣化を加速してしまいます。コーティング施工完了!