傷がつきやすいって言われても洗車機を使って洗車
洗車機で洗車している人 ・時間が無いかから洗車機を使っているんだよ ・いつもは手洗いだけど安くてはやいから洗車機 ・傷がつきやすいのはわかっているけど大丈夫でしょ ・手洗いは高いし洗車機のほうが安いじゃん ・もう古い車だから洗車機で十分 などなど 洗車機を使って洗車をしている人に、いつも洗車機で洗車してるんですか?と聞くと多くの方がこのように答えます。 Contents 洗車機だと傷がつきやすいと言われていても、 やはり洗車する“時間”や“労力”の理由により洗車機で洗車する人が多いのでしょう。 あとは金銭的、物理的な問題。 ガソリンスタンドなどで手洗い洗車をお願いすると、洗車時間も長くなりますが、金額も洗車機料金より高くなります。 セルフスタンドが増えたおかげで、「洗車機+店員による拭き上げ」をお願いする機会が減り、「洗車機+自分で拭き上げ」する機会が増えました。 洗車は手洗いで、丁寧に自分で洗車したいと思っていてもなかなか難しい方がおられます。 それは、 「愛車を自分が納得いくまで自分で洗いたい」と思いつつも、住まいがマンションなどで洗車するスペースが無いと言う方。 自宅の前で洗車したいけど通行の邪魔になったり、洗車の排水で道路が水浸しになってしまうので洗車できないと言う方。 洗車機だと傷もつくし、細かい所が洗えていないので嫌だけど仕方がないと言う方は、多いと思います。 洗車機と手洗い洗車、どっちが良いと聞かれれば、手洗い洗車のほうが良いと答える方がほとんどでしょう。 最近の洗車機は改良され、傷がつきにくく、車体感知センサーの進化で、従来の洗車機よりは細かく洗えるようになっています。 では、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみましょう。 ・ガソリンスタンドなどでお願いすると数千円かかり洗車機よりは高い ほかにもメリット・デメリットが挙げられると思いますが、思いつくまま挙げてみました。 場所や時間が許すならば、手洗い洗車をしたいと思う方が多いと思います。洗い残しが気になる人、中途半端な洗車は嫌いで、やるなら徹底的に汚れを落とす洗車をしたい方は洗車機を使うことに抵抗を感じるかと思います。 愛車に傷をつけたくない。誰しもそう思います。洗車で傷をつけたくないので、洗車機は使わず、手洗い洗車をしようと思っている方も、油断は禁物です。 実は、手洗い洗車でも、やり方を間違えてしまうと、洗車機以上に大きなダメージを与えてしまうリスクもあることを理解してください。 確かに「手洗いは傷が入らない」傾向にありますが、要はやり方です。 では、傷をつけない手洗い洗車はどのようにすれば良いのでしょうか。 あくまで、傷を最小限にする手洗い洗車のポイントを3つあげました。 食後の食器洗いも、しばらく水につけてから洗ったほうが効率よく洗えますよね。それと一緒で、ボディの汚れも十分な水でふやかすことで落としやすくなります。 汚れが落としやすければ、力の入れすぎを防ぐことができます。 水を流しながら洗車スポンジを動かしながら洗うか、シャンプーを使い、洗車スポンジの摩擦抵抗を下げてください。 洗車スポンジでボディをこする力が軽減されます。 この時使うシャンプーは中性シャンプーを使ってください。 酸性、アルカリ性、研磨剤入り、撥水剤入りなどのシャンプーは、傷を入れる入れないという問題ではなく、塗装にダメージを与える可能性があります。 当たり前ですが、ホイールを洗ったスポンジでボディを洗わないでください。ブレーキダストがついたスポンジでボディを洗えば、あっという間に傷だらけになります。 また、適宜スポンジをすすぎながら洗い進めてください。スポンジに砂などが噛んだ状態でボディを擦ってしまいます。 なお、洗車スポンジが無い場合は、マイクロファイバークロスを使うと良いと思います。 私がよくやる方法は、次のようなやり方です。参考にしてください。 3~5をくり返しながら洗車していきます。 写真は100円ショップで売ているバケツです。洗車するときはもう少し大きめのバケツがおススメです。 マスキングテープを貼ってあるラインまでで、スポンジをすすぐイメージです。 きめ細かい泡をたっぷりたてて、シャンプー水をつくります。 以上、傷をつけない洗車のポイントをご紹介しましたが、ほかにも、水やシャンプーの乾燥に注意してください。 夏の炎天下での洗車は特に注意が必要です。 水道水にはミネラルやナトリウム、カルシウムなどが含まれており、乾燥によりそれらの成分が塗装表面に残留物として残ります。 この残留物が、シミとなって、普通の洗車では落とせなくなってしまいます。 シャンプーのすすぎ残しも同様、シミの原因です。 お風呂の鏡を思い出してください。 あのようなシミがボディやガラスについてしまいます。 最近の洗車機は傷がつかないような配慮が組み込まれた洗車機になりますが、そうは言っても、全く洗車傷がはいらないわけではありません。 傷が入るとわかっていても、車が汚れていて綺麗にしたい、と言う方は洗車機で洗車しても良いと思います。 時間が無い、忙しい、めんどくさい、、、、 いろいろな理由で洗車機を使った洗車も、洗車をしないよりはマシです。 雨に濡れて、乾いて、また濡れて、しばらく日光にさらされ、また濡れての繰り返しで20日間以上洗車をしないままよりは、洗車機を使った洗車で汚れの固着を防いだ方が綺麗の維持ができると思います。 そんな場合に、傷がつきにくく、汚れが落ちやすい効果をもたらすのが、コーティングになります。 完全に傷を防御するわけではありませんが、コーティングをしておくことで、塗装面の滑りが良くなり、洗車傷の軽減に繋がりますし、塗装面を覆う被膜が、汚れの浸透、固着を防ぎ、洗車した時の汚れの落ちやすさが違います。 また、塗装面の退色・劣化を遅らせ、車を取り巻く厳しい外部環境から塗装を保護してくれます。 たまーに見かける、白ボケしたボンネットや、退色したルーフみたいになりたくないですよね。 コーティングをしていないスッピンの塗装で洗車機に入れるよりも、コーティングをして塗装面が補強されていた方が良いはずです。 洗車機洗車をする方は、事前にコーティング施工をしておくことをおススメします。 洗車機は傷が入るから手洗い洗車、という考えた方は間違いではありません。しかし、手洗い洗車もやり方次第で、洗車機以上のダメージを車に与えてしまう可能性があるのも事実です。 ・水をたっぷり使い、洗車の前に汚れをふやかす ・水を流しながら洗うか、シャンプーを使う ・洗う箇所によって洗車スポンジを変える 洗車機、手洗い共に、洗車傷を完全に防ぐのは不可能です。 要は、塗装をスッピンのままにしておくよりも、コーティングしておいた方が防御できます。ということです。 どんなに柔らかいタオルでも、乾いた状態で塗装面を擦れば薄い拭き傷が残ります。 同じ傷が入る状況でも、塗装面にコーティングの被膜があれば、摩擦抵抗を抑え、さらに塗装へのダメージを軽減してくれることでしょう。 汚れも塗装に直接影響を与えるのではなく、コーティング被膜で一回受け止めますので、ボディへのダメージも軽減されます。 今からでも遅くはありません。 お車を購入したばかりの方は早めに施工しておくことをおススメします。 すでに洗車機に何回も入れてしまった方は、コーティングをすることで塗装表面を一回リセットし、さらに延命措置としてコーティングしておくことをおススメします。 塗装表面の薄いクリア層で何とか対応できるうちは、我々のようなコーティング専門店で対処可能です。 クリア層を超えて、塗装色層まで到達した傷やシミは我々では対処できません。 鈑金屋さんの出番となります。 まだ、コーティングしてないかたは、遠慮なくブランズまでご相談ください。 塗装を拝見させていただき、お話を伺い、最良のコーティングをご提案いたします。 傷がつきやすいって言われても洗車機を使って洗車
金銭的な問題
物理的な問題
洗車機と手洗い洗車どっちが良いのか
手洗い洗車でも油断はできない
傷をつけない手洗い洗車のポイント3つ
水をたっぷり使い、洗車の前に汚れをふやかす
水を流しながら洗うか、シャンプーを使う
洗う箇所によって洗車スポンジを変える
洗車機を使うならコーティングをしておくのがおススメ
まとめ