マット塗装のG63AMGコーティング施工③【昭島市】
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マグノマンガナイトグレーのG63AMGが入庫しました
東京都昭島市のメルセデスベンツG63AMGの限定車が入庫しました。※2023年9月ご入庫
20周年記念限定車のマグノマンガナイトグレーのマット塗装のお車で、助手席のアシストグリップ部分に“manufaktur”のロゴがあしらわれています。
2021年9月に初めて弊店にて“マット塗装専用コーティング”を施工してから定期的にご利用いただいているお客様になります。
いつもありがとうございます!!
2023年9月マット塗装専用コーティング+その他オプション お客様はマット塗装の特性を良くご理解していただいているので、半年の定期メンテナンスと、短いスパンでの再施工を実施されています。本当に大切に愛情を持ってG63AMGにお乗りになられています。 ご依頼ありがとうございます! 保管環境や使用頻度、お手入れ頻度によって異なりますが、弊店では1年毎の“マット塗装専用コーティング施工”を推奨しております。 コーティングを定期的に施工することをお勧めするのは、マット塗装のコーティング施工工程での一番重要な“下地処理”が目的になります。 マット塗装の塗装特性により、一度固着してしまった汚れは、研磨で落とすことができず、ケミカルによる洗浄でのみ落とすことができます。同時に、ケミカルで落とせない汚れは対処できない、落とせないことになります。 そうならないためにも、定期的に“マット塗装専用コーティング”を施工することを推奨しているのです。弊店では、マット塗装のお車に多数コーティング施工しておりますのでご安心してお車をお預けいただけます。 前回同様、お客様のご自宅に積載車でうかがいました。 基本的に屋根付き保管ですが、このお客様は他にもお車を所有されているので、状況によっては屋外保管になる場合もあるようです。 G63AMGのコンディションは良好で、シミ、汚れが見受けられたものの、それらは塗装表面に留まっていましたので、問題ございませんでした。(一部除去できない汚れもございましたが、、) 塗装表面に見えるシミ汚れは、雨が埃などを抱え込み乾燥したもので、通常の洗車で十分に落とせる汚れになります。 比較的面積の広い窓ガラスも、前回、前々回の施工時に「SUPERガラスコーティング」を施工しておりますので問題無しです。 コーティング施工にあたり、塗装の下地処理は重要ですのでマット塗装に適したケミカルで汚れを除去してスッキリさせていきます。 ・マット塗装専用コーティング ・部分硬化系コーティング混合施工 ・ホイールコーティング 部分硬化系コーティング混合施工・・・Gクラスの場合、ボンネットがほぼ水平で水の流れが悪い為、シミの点在が目立っておりました。表面洗浄である程度落とした後、マット塗装専用コーティング+硬化系のコーティングを使用して2層でコーティング被膜を形成いたしました。若干質感(艶感・色目)が変わりますが、強固に塗装表面を保護しますので今回の塗装コンディションでは最善の対応・対策だと考えております。※質感の変化は違和感のあるレベルではございません。 弊店ではマット塗装に硬化系のコーティングはお勧めしておりません。理由は、塗装特性によってムラが発生しやすいこと、万が一失敗した時にリカバリー不可能であることなどがあげられます。作業は慎重に進めておりますが、手作業の為リスクがあります。 弊店のHPをよくご覧になられている方でしたらご存知かと思いますが、弊店以外の施工で大変なことになってしまっているお車も何台か対処したことがございます。 施工から経過している時間が短ければ何とかなる場合もございますが、コーティングが除去できない場合は、お手上げになることも想定されます。その場合は、再塗装するか、フィルムを貼る等の対処しかできなくなる場合がございます。 「塗装を保護して、綺麗の維持をしたい」目的のコーティング施工がこのような結果になってしまうのは、本末転倒です。そうならないためにも、マット塗装のコーティングは、塗装を理解した専門店にご依頼されることをお勧めいたします。 ↓お客さまがお困りになって来店されたケース マット塗装(艶消し塗装)と言われる塗装は、あえて艶が出ないように、表面を凸凹させている塗装になります。凹凸によって光が乱反射してツヤがひけたような、深みのあるしっとりとした艶感になるのです。 この塗装表面の凸凹を無くしてしまうと光が乱反射せずに艶が出てしまい、普通の塗装と変わらない艶感になります。そのため、塗装表面に水アカや、薄傷がついたからと言って、いつものようにコンパウンドで磨いたら大変なことになってしまいます。 塗装表面が削れて、マット塗装の特徴でもある凹凸が無くなってしまいます。結果、コンパウンドを使った所だけツヤツヤになり、使っていない所よりも少し濃い感じになってしまうのです。メルセデスベンツG63AMGのコンディション
マット塗装って普通の塗装と違うの?
マット塗装の悩み
マット塗装を所有した人だけが感じる悩みは「汚れがつきやすく、しかも落としにくい」ところ。マット塗装は、塗装表面がザラザラしていて、凹凸があるのでどうしても汚れが詰まりやすいんです。
大気中の砂埃や、大気中の排気ガスの塵などが凹凸の目の中に入り込んで取りにくいんですね。しかも、手垢(油分)もつきやすく、ボンネットやドアを触ると指の跡がしっかり残ってしまいます。
マット塗装の車のオーナーは、マメに洗車ができる人でないと維持するのが難しい側面があります。
マット塗装の汚れ落とし
付いてしまった汚れはどうしたら良いのでしょうか。
結論から申し上げますと“汚れに合わせたケミカルを使う”ことになります。
通常の塗装ですと、薄い傷や頑固な水アカはコンパウンド(研磨剤)を使って簡単に落とすことができます。しかし、マット塗装は「コンパウンドが使えない」のです。
しかも強い力で塗装面を擦って汚れを落とそうとすると、その部分だけ艶がでてしまいます。
くれぐれもご注意ください。
万が一コンパウンドを使ってしまった場合は、弊店でもリカバリーできません。塗装修理か、状況によってはステルスラッピングを施工するかしか方法が無くなります。
コーティング施工完了!
フロントバンパーの樹脂部分は細部洗浄しスッキリとしました。ヘッドライトは前回プロテクションフィルムを施工しておりまして、キズも無くコンディション良好です。
ボンネット部分は2層コーティングになっておりますが、違和感のない仕上がりになっております。
リヤバンパー上部はシミがつきやすく、拭いただけでは落とせません。スッキリ除去済みです。
リヤバンパー上部のザラザラした部分は、ウエスの糸くずやホコリが入り込んでしまっていることが多いです。ブラッシングして落として、粘着テープで丁寧に除去します。
マットブラックのホイールは、ホイールコーティングでしっとりとした仕上がりになっております。
このやさしい輝きが最終目標です。
このたびは東京都昭島市よりご入庫くださいまして誠に有難うございました。
数ある施工専門店から弊店をお選びいただき重ねて御礼申し上げます!
仕上がりはいかがでしたでしょうか。
マット塗装にコーティング施工することで、艶消し感をそのままに、塗装をしっかり保護します。
なお、弊店の最大の売りである「定期メンテナンス無料」の付帯が残念ながらできませんので、定期的な再施工をおすすめしております。(塗装コンディションを見ながら再施工のタイミングを計っていきましょう)
ご不明な点や、ご使用になられて不安な点などがございましたらお気軽にお問い合わせください。
今後ともどうぞよろしくおねがいします。