グリトネールマットのアルピーヌA110施工
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グリトネールマッドのアルピーヌA110が入庫しました
神奈川県厚木市より珍しいお色のマットカラーのアルピーヌA110が入庫致しました。
弊店のホームページをご覧になられてのお問い合わせでございました。数ある専門店の中からお問い合わせ頂いたことに感謝申し上げます!
弊店は「マット塗装専用コーティング」の施工を数多く施工しております。多少の知識は持ち合わせているつもりですので、大切なお車のコーティングはご安心してお預け下さいませ。
グリトネールマッドのアルピーヌA110とご対面
毎日ご使用されているというアルピーヌA110。
汚れ具合、シミのつき方、塗装コンディション等々、様々な想像をしながら施工日当日、積載車でご自宅に伺いました。
第一印象は「綺麗にお乗りになられていますね」と感じました。
マット塗装は、お手入れの頻度がそのまま見た目に影響してしまうお色になります。通常のグロス塗装のようにはいきません。汚れがつきやすく、落ちにくい特性がありますのでふだんのお手入れがとても重要になるのです。
今回のアルピーヌは、マメにお手入れされておられることがお車に現れておりました。
それでも汚れが付いている部分やウォータースポットが目立つ箇所等見受けられました。
ドア下に拭きムラのような汚れがついています。
リヤゲートを開けてみると、この部分もお手入れのあとしっかり拭いているのが伺えます。ネジ周りにシミがありますが問題無しです。
リヤガラス下のピアノブラックパネルにバフ目が見えます。どこかで磨いたのでしょうか?
違う角度から。
カーボンのルーフはツヤもあって良いのですが、ウォータースポットがチラホラ見受けられますね。
コーティング施工は未実施と言うことでしたので弊店の施工で「施工して良かった」と思っていただけるように頑張りたいと思います!
今回のアルピーヌの施工内容
マット塗装専用コーティングを主軸に窓ガラスのコーティングも承りました。
窓ガラスのコーティングは弊店で取り扱っているのは2種類になります。一般的なフッ素系の撥水コーティングと特殊ガラスコーティングになります。この特殊ガラスコーティングは窓ガラスに浸透密着するタイプで、長期間効果が持続するので多くのお客様に喜ばれています。
特殊ガラスコーティングは弊店のメニューで「SUPERガラスコーティング」としてご案内しております。
《SUPERガラスコーティング》
ガラスに付着している汚れを研磨して落としていきます。この工程が一番重要になります。表面の汚れや固着物を除去し、ガラス表面を”素材むき出し”の状態にしてから特殊ガラスコーティング剤を浸透密着させます。
アルピーヌ施工風景
窓ガラスのキワの汚れも見逃しません。固着した汚れは専用ケミカルで除去します。
ワイパーのゴムはSUPERガラスコーティング専用のゴムに交換します。撥水加工をするとワイパーがビビりやすくなりますので軽減させるための処置です。
撥水もバッチリです!コロコロに弾きます。
・マット塗装専用コーティング ・SUPERガラスコーティング ありがとうございます!! マット塗装(艶消し塗装)と言われる塗装は、あえて艶が出ないように、表面を凸凹させている塗装になります。 凹凸によって光が乱反射してツヤがひけたような、深みのあるしっとりとした艶感になるのです。この塗装表面の凸凹を無くしてしまうと光が乱反射せずに艶が出てしまい、普通の塗装と変わらない艶感になります。 そのため、塗装表面に水アカや、薄傷がついたからと言って、いつものようにコンパウンドで磨いたら大変なことになってしまいます。 塗装表面が削れて、マット塗装の特徴でもある凹凸が無くなってしまいます。結果、コンパウンドを使った所だけツヤツヤになり、使っていない所よりも少し濃い感じになってしまうのです。 マット塗装って普通の塗装と違うの?
マット塗装の悩み
マット塗装を所有した人だけが感じる悩みは「汚れがつきやすく、しかも落としにくい」ところ。
マット塗装は、塗装表面がザラザラしていて、凹凸があるのでどうしても汚れが詰まりやすいんです。大気中の砂埃や、大気中の排気ガスの塵などが凹凸の目の中に入り込んで取りにくいんですね。
しかも、手垢(油分)もつきやすく、ボンネットやドアを触ると指の跡がしっかり残ってしまいます。マット塗装の車のオーナーは、マメに洗車ができる人でないと維持するのが難しい側面があります。
マット塗装の汚れ落とし
ついてしまった汚れはどうしたら良いのでしょうか。
結論から申し上げますと“汚れに合わせたケミカルを使う”ことになります。
通常の塗装ですと、薄い傷や頑固な水アカはコンパウンド(研磨剤)を使って簡単に落とすことができます。しかし、マット塗装は「コンパウンドが使えない」のです。
しかも強い力で塗装面を擦って汚れを落とそうとすると、その部分だけ艶がでてしまいます。
くれぐれもご注意ください。
万が一コンパウンドを使ってしまった場合は、弊店でもリカバリーできません。塗装修理か、状況によってはステルスラッピングを施工するかしか方法が無くなります。
コーティング施工完了!
マット塗装の本来の輝き。
やわらかい光の反射としっとりとした艶。これがマット塗装の輝きです。
フロントフードを開けるとエンジンではなくトランクルームになっています。
まわりの樹脂部分も汚れを除去してスッキリしました。
運転席ステップカバー。乗り降りの際に傷などがつかないように養生フィルムが貼ってあります。
独特なデザインのセンターコンソールですね。貫通しています。
レザーステアリングもデザインが綺麗ですね。
シミやウォータースポットが目立ったルーフもツヤツヤに仕上がりました。ルーフに関してはマット塗装専用コーティングではなく、セラミックコーティングを塗布しました。
なお、研磨レベルは軽研磨まで。
多少の陥没シミは残っておりますが、素材を大切にすることを優先しております。
カーボンのデザインが損なわれてもいけませんし、透明なクリアをむやみに削っても耐候性に影響が出ますのでギリギリの範囲で研磨しています。
タイヤハウスの内側の汚れもスッキリ落としてます。
ブレーキキャリパーも綺麗に洗浄。
このたびはご入庫くださいまして誠に有難うございました。
数ある施工専門店から弊店をお選びいただき重ねて御礼申し上げます!
仕上がりはいかがでしょうか。
マット塗装にコーティング施工することで、艶消し感をそのままに、塗装をしっかり保護します。
なお、弊店最大の売りである「定期メンテナンス無料」の付帯が残念ながらできませんので、定期的な再施工をおすすめしております。(塗装コンディションを見ながら再施工のタイミングを計っていきましょう)
ご不明な点や、ご使用になられて不安な点などがございましたらお気軽にお問い合わせください。
今後ともどうぞよろしくおねがいします。