マット塗装のBMWM340iにコーティング施工

ＢＭＷM340iフローズンダークグレーが入庫

港区より、BMW340iが入庫しました。

弊店ホームページをご覧になられてお問い合わせいただいたお客様でございます。

マット塗装を“綺麗に維持したい”というお気持ちから、様々な情報を集められ、弊社に辿り着いてお問い合わせを頂戴しました。

 

「マット塗装専用コーティング」をご用命賜りました。

ご依頼誠にありがとうございます！

 

 

 

フローズンダークグレー

ボディカラーは「フローズンダークグレー」という高級車にふさわしいマット塗装になります。

 

深みのある濃い色合いで、マット感が更に存在感を増します。

マット塗装はご存知の通り、汚れが付きやすく取れにくいボディカラーになります。

 

お車を拝見するまでは、取れない汚れは付いていないだろうか？シミの付着具合はどうだろうか？とあれこれ考えておりました。

 

マット塗装は、研磨できない塗装ですので、塗装表面についてしまった汚れやシミはケミカルで除去しなければなりません。そのケミカルが反応しない汚れやシミの場合、弊店をもってしてもお手上げとなってしまいます。

 

弊店では、取れない汚れやシミがつく前に、少しでも早く、塗装下地を整えてマット塗装を保護すべく“マット塗装専用コーティング”の施工をお勧めしております。

 

お客様とお引き取りの日時を打ち合わせし、なるべく早いタイミングでお車を拝見させていただきたい旨をお伝えし、施工当日を迎えました。

 

 

マット塗装M340iのコンディション

新車登録から数年経過しておりますが、想像以上に綺麗なコンディションでした。

 

重度なダメージが無さそうにも見えます。一番厄介なのは、塗装に浸透してしまっているシミや汚れです。経験上、見た目は、周りよりも濃く見えるシミ、または、艶が出てしまっているシミや汚れは、だいたい厳しい汚れになります。

 

ホイールの汚れは気になりますね。ブレーキダストがたくさん出るお車ですのでマメにお手入れをしないと汚れが目立ちます。

ドアミラーカバーに濃いシミが付着してます。油分を含んだような汚れです。

屋外ではうまく撮影できませんでしたが、屋内で撮影すると濃い色のシミが見受けられます。塗装全体にシミは付着しておりました。

ドア周り、汚れが目立ちます。

Bピラーのピアノブラックパネルは無数の傷が目立ちます。

マフラーエンドも綺麗にしたいと思っております。

 

 

今回の施工内容

 

SUPERガラスコーティングはお勧めのオプションメニューになります。

今回のお車のガラスもシミが付着し汚れておりました。ガラスの端には長年蓄積された汚れがこびり付いております。

リヤガラスも黒いスモークガラスですと熱がこもりやすく、水が直ぐに蒸発してしまうためシミになりやすい傾向があります。このまま放置するとガラスにシミが浸透してしまい、陥没シミに成長してしまいます。早めの対策が必要です。

SUPERガラスコーティングは、特殊なコーティング剤を塗布する前に、ガラス表面を研磨して下地を整える工程があります。

この工程が一番重要で、コーティング剤の密着度にも影響を与えますし、仕上がりにも影響を与えます。

慎重かつ丁寧な作業が求められます。

先ほどのフロントガラスの端の部分もスッキリしました。ガラス表面の薄傷も綺麗になっています。

リヤガラスの表面もスカッとしています。ゴツゴツしたシミ跡は綺麗に除去されました。

今回は、SUPERガラスコーティング全面施工を承りましたので、サイドガラスもしっかりコーティング施工を実施しました。

弊店の社有車で実証済みですが、年単位でガラスを保護しますので、ご安心いただけるかと思います。

 

 

マット塗装って普通の塗装と違うの？

マット塗装（艶消し塗装）と言われる塗装は、あえて艶が出ないように、表面を凸凹させている塗装になります。

 

凹凸によって光が乱反射してツヤがひけたような、深みのあるしっとりとした艶感になるのです。

 

この塗装表面の凸凹を無くしてしまうと光が乱反射せずに艶が出てしまい、普通の塗装と変わらない艶感になります。そのため、塗装表面に水アカや、薄傷がついたからと言って、いつものようにコンパウンドで磨いたら大変なことになってしまいます。

 

塗装表面が削れて、マット塗装の特徴でもある凹凸が無くなってしまいます。結果、コンパウンドを使った所だけツヤツヤになり、使っていない所よりも少し濃い感じになってしまうのです。

 

 

 

マット塗装の悩み

マット塗装を所有した人だけが感じる悩みは「汚れがつきやすく、しかも落としにくい」ところ。

 

マット塗装は、塗装表面がザラザラしていて、凹凸があるのでどうしても汚れが詰まりやすいんです。

 

大気中の砂埃や、大気中の排気ガスの塵などが凹凸の目の中に入り込んで取りにくいんですね。しかも、手垢（油分）もつきやすく、ボンネットやドアを触ると指の跡がしっかり残ってしまいます。

 

マット塗装の車のオーナーは、マメに洗車ができる人でないと維持するのが難しい側面があります。

 

 

マット塗装の汚れ落とし

ついてしまった汚れはどうしたら良いのでしょうか。

結論から申し上げますと“汚れに合わせたケミカルを使う”ことになります。

 

通常の塗装ですと、薄い傷や頑固な水アカはコンパウンド（研磨剤）を使って簡単に落とすことができます。しかし、マット塗装は「コンパウンドが使えない」のです。しかも強い力で塗装面を擦って汚れを落とそうとすると、その部分だけ艶がでてしまいます。

 

くれぐれもご注意ください。

 

万が一コンパウンドを使ってしまった場合は、弊店でもリカバリーできません。再ペイントか、状況によってはステルスラッピングを施工するかしか方法が無くなります。

 

コーティング施工完了！

マット感タップリの仕上がり。変なツヤもなく、しっとりとした仕上がりになりました。

ガラスもSUPERガラスコーティングでスッキリしましたし、Bピラーのピアノブラックカバーもツヤツヤに仕上がりました。引き締まって見えます。

運転席、助手席のレザーシートコーティングにより深みのある色合いに仕上がりました。

黒ずみや汚れを除去し、専用コーティングでまとめました。

レザーシートコーティングで変なツヤが出たりはしませんのでご安心ください。

レザーシートコーティングにより、汚れがつきにくく、落としやすくなりますのでお手入れがラクになります。硬く絞ったウエスでやさしく拭き取ることで簡単に汚れが落ちます。

 

このたびは港区よりご入庫くださいまして誠に有難うございました。

数ある施工専門店から弊店をお選びいただき重ねて御礼申し上げます！

 

マット塗装専用コーティングは艶消し感をそのままに、塗装をしっかり保護します。

 

なお、弊店の最大の売りである「定期メンテナンス無料」の付帯が残念ながらできませんので、定期的な再施工をおすすめしております。（塗装コンディションを見ながら再施工のタイミングを計っていきましょう）

 

ご不明な点や、ご使用になられて不安な点などがございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

今後ともどうぞよろしくおねがいします。