キャデラックCT6のセラミックコーティング施工

黒のキャデラックCT6が入庫しました
輸入車を中心にコーティング施工をしているブランズです。本日はキャデラックCT6にセラミックコーティングを施工致しましたのでご紹介させていただきます。※2024年1月施工
今回のお車は弊社管理の社有車でございます。日頃、ドイツ車を施工することが多く、塗装の違いが歴然としております。
アメリカ車の塗装はやや国産車に近く、やわらかめ。研磨機によって傷は抜けやすいのですが、下手にやるとバフ目が入りやすい。深い傷がつきやすく、調子に乗って追いかけると塗膜を減らしてしまいます。
同じドイツ車でもメルセデスベンツとBMWは塗装の個性が異なります。日々、様々なお車と向き合いながらその塗装特性を体で覚えて作業しております。
・スタンダード(セラミックコーティング)施工 ・ホイールコーティング施工 ・SUPERガラスコーティング ・モールコーティング 屋外保管で、過酷な外部環境の中で維持しますのでコーティングの検証ができるのもいいですね。弊社で一番売れているメニューを施工し、今後の状態を観察していきたいと思っております。 小傷などを落とすためにゴリゴリに研磨する同業者がいるかと思いますが、弊店は塗装の膜厚を十分に残しながら綺麗の維持をしていただくことを推奨しておりますので、膜厚を十分に残した下地処理をしてまいります。 塗装のコンディションは、ウォータースポットだらけ、洗車傷だらけの状態でした。そして全体的に薄い白いモヤのかかったような感じで、スパッとした輝きが無い印象でした。おそらく水ワックス系のような保護剤を、何層にもミルフィーユ状態にしてしまっているのだと思っております。 ウールバフを使用し、塗装表面を整えていきます。全体的に塗装表面が整えおわると、ウレタンバフでバフ目や最終調整をします。 見る見るうちに小傷が取れ、艶やかな塗装が顔を出します。 ひとまず作業は完了しました。 これから春の花粉地獄、黄砂を経て、夏の炎天下、冬の夜露、、、四季を耐えどこまで綺麗の維持が図れるのか試してみたいと思います。 定期的にボンネット、ルーフ、トランクに関しては適宜ケミカル洗浄が必要で、シミの影響は深刻な問題です。シミが固着し、ウォータースポットに進行する前に除去してあげないと大変ですね。 窓ガラスのシミは皆無で、撥水も持続中。ワイパーの使い方も工夫をしておりますが自信を持ってお勧めできる“SUPERガラスコーティング”です。 ホイールに関してはデザインの影響で細部の洗浄が大変ですが、ブレーキダストは水洗いで簡単に除去できます。この点はドイツ車と違いダストの排出量が多少少なく感じます。 窓枠モールは所々に薄い水シミのようなものが付着してますね。軽度なシミになりますので、ペーパーによる研磨までは必要無く、コンパウンドレベルでスッキリすると思います。 引き続き、キレイの維持を一般的なお手入れでどこまでできるか、検証していきたいと思っております。 今後ともどうぞよろしくおねがいします。 コーティング施工完了!
追記)2025年9月現在