メルセデスベンツE200の定期メンテナンスを実施!【川崎市】
Contents
メルセデスベンツE200が入庫しました
半年前に弊店でミックスコートを施工しましたメルセデスベンツE200の定期メンテナンスの入庫です。
今回は、定期メンテナンスの他に、リヤバンパーの傷修理も同時に実施しました。
お忙しい中、ご都合を調整頂きありがとうございました!
・定期メンテナンス作業
・リヤバンパー塗装修理
・リヤバンパー部分コーティング
まずはバンパー修理から
事前にお写真等でご相談いただいておりましたので、スムーズに作業に入ることができました。
お引き取りに伺った時に撮影しました。光の反射で見えにくいですが。。
赤い線で囲われた部分が今回の修理依頼箇所になります。
通常、リヤバンパーの塗装修理は、「部分塗装」か「全体塗装(1本塗り」をおススメしておりますが、今回はバンパーの角の傷修理で且つオブシディアンブラックで、部分塗装でも良い仕上がりが期待できるということで「部分塗装」を選択。
傷の部位を削り、下地を整え塗装修理。綺麗に仕上がりました。
塗装修理完成後、除去されてしまったコーティングを復活すべく、「コーティング部分施工」を実施しました。
定期メンテナンス実施
施工後半年とはいえ、時間が経過しているのは事実です。
お預かりした直後の塗装コンディションはコチラ。
メルセデスベンツのセダンは、Bピラーに黒いツヤのあるパネルが付いているのですが、ご覧の通り指紋や小傷がつきやすい場所になります。前回の施工の際に磨きこんでありますので通常の水洗いでスッキリ汚れが落ちます。
シミ、汚れのついている箇所がありますし、コーティング効果を阻害する汚れがつき始めているので、スッキリ洗浄していきます。
塗装表面に水をかけてみました。
塗装表面に汚れが付着しておりますので、水玉もほんの少し楕円形になっていますね。
ケミカルを使い、表面の汚れを落としていきます。最終的な仕上げには、トップコートをして完成します。
そもそも定期メンテナンスって必要?
”コーティングしたから何もしなくてもいいよね”
良く聞く言葉です。
コーティング施工をしたからと言って、何もしなくて良いわけではありません。
普通に汚れがつきますし、放っておけば、早い段階でコーティングによる水弾きや水の流れに影響が出てしまいます。
ただ、「撥水しているから」という理由でコーティングが効いている、あるいは「撥水していない」からコーティングが効いていないと判断するのは、早まった判断です。
多くの場合、コーティング被膜の上に汚れが堆積し、その影響で、本来のコーティング効果(撥水や疎水、親水など)が発揮できずにいるのです。
ただし、その場合、しっかりしたコーティング被膜が形成されていることが条件ですが。。
数週間、数か月で落ちてしまうコーティングはこれに当てはまりません。
コーティング施工後、定期的にメンテナンスすることで、長期間コーティング効果を持続することができますし、塗装表面に汚れを固着させることを防ぐことができます。
弊店のコーティング施工は、1回のコーティング施工で「ハイ、終わり」ではなく、1回のコーティング施工で、いかに長期間、愛車のキレイを維持できるかにこだわっております。
一般的に定期メンテナンスは有償で作業する施工店が多い中、弊店は定期メンテナンスをある一定の条件で無料にしております。少しでも多くの方に、定期メンテナンスをスムーズにお受けいただきたくこのような形を取らせていただいております。
コーティングメニューによって異なりますが、2回から6回の無料定期メンテナンスを付帯しております。
定期メンテナンスの中身は?
ところで、「定期メンテナンスって何をするの?」と思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実は、このメンテナンス作業は、施工店によってマチマチです。
もう一度研磨して、コーティング剤を塗り込むところもあれば、細部洗浄後にコーティング剤保護剤を施工するところ、洗車をして撥水スプレーをかけて終わりのところと、様々です。
ここで疑問なのが、「研磨作業をするメンテナンス」です。
細かい小傷や、頑固な汚れを研磨して落とし、ツヤツヤにするメンテナンス方法なのですが、確かにピカピカになりますし、手間もかかっているわけですから良いように思えます。
しかし、限られた塗装膜を更に削って、一度施工したコーティング剤を落としてからコーティング施工することになるわけで、果たして愛車に有益なメンテナンスと言える作業なのでしょうか?
ご存知のように、車の塗装は、髪の毛の厚み程しかありません。
削れば削っただけ塗装が薄くなりますし、コーティング施工店が勝負できる部分は、更に薄いトップコート(クリア塗装)部分になります。
そんなミクロの世界の大切な塗膜を削って綺麗にするのは簡単ですが、それって、愛車に有益な行為とは言えませんね。
弊店のメンテナンスは、研磨は極力しません。専用の液剤で洗浄して、コーティング保護剤を施工します。
お車のコンディションによっては研磨する場合もありますが、あくまで部分研磨まで。
弊店のコーティングは硬化型コーティングがメインですが、さすがに研磨すれば落ちてしまいます。研磨した部分は再度コーティング施工をし直さなければなりません。
逆に研磨以外の方法で簡単に落とすことのできないのが、弊店の硬化型コーティングの特徴でもあります。
「コーティング施工後のメンテナンスは大事」と言いつつも、メンテナンスの中身に気を配るのも重要なのかもしれません。
「研磨しないメンテナンス」は塗装にやさしいメンテナンスになります。
メンテンナス作業完了!
トランクの付け根部分。ここは汚れが溜まりやすく、普段のお手入れで見逃しがちなところになります。
塗装修理した部分。コーティングを部分施工しています。
運転席ドアとリヤドアの間のBピラー部分。パネルの汚れも落ちてツヤツヤになりました。
内装の色が明るいので、汚れが目立つはずなのですが、コチラのお車のオーナーは、綺麗に乗られています。大切にお乗りになられている様子がうかがえます。
仕上がりはいかがでしたでしょうか。
これまで通りのやり方で構いませんので、お手入れの維持を引き続きお願いいたします。
次は半年後(6月頃)がメンテナンスの時期になります。
事前にご案内申し上げますが、ご都合の調整をよろしくお願いいたします
お忙し中、ご入庫いただきありがとうございました。